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新幹線グリーン車の設備とサービス

グリーン車は、新幹線の上級座席です。多くの新幹線車両に設置されていて、グリーン料金を払えば利用できます。一部の列車ではパーサーが乗務してサービスをしてくれます。

グリーン車のサービスは、会社や列車種別により異なります。毛布や、時刻表や雑誌類が備えられていることもあります。

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グリーン車の車両

東海道・山陽新幹線のグリーン車は16両編成の8〜10号車です。山陽・九州新幹線の8両編成では、グリーン車は6号車の半室です。ただし、山陽・九州新幹線の列車では、グリーン車が連結されていない場合もあります。

東北・山形・秋田新幹線のグリーン車は10両編成の9号車です。17両編成の場合は、9号車と11号車です。上越新幹線のグリーン車は、12両編成の場合は11号車です。10両編成の場合は9号車です。2階建て車両の場合は7〜8号車と15〜16号車の2階です。北陸新幹線のグリーン車は12両編成の11号車です。

新幹線のグリーン車は、全席指定席です。グリーン車に自由席はありません。

グリーン車の座席

グリーン車の座席配置は2人掛け+2人掛けの4席が並びます。1車両の定員は64人ほどです(JR東海9号車)。シートピッチは1,160mmで、普通車の1,040mmより12センチほど広いです。

新幹線のグリーン車のリクライニング角度は車両により異なりますが、おおよそ25度〜31度程度くらい倒れます。シートの質は車種によって多少異なりますが、N700系のシートは「シンクロナイズド・コンフォートシート」というリクライニングすると座面後部が沈む構造が採用されています。

足元にはフットレスト(足置き)が置かれています。山陽・九州新幹線の一部の車両にはレッグレストもついています。室内照明は普通車に比べてやや暗めで、手元を照らすための読書灯が設置されています。

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グリーン車のサービス

新幹線のグリーン車のサービスとしては、全ての列車にブランケット(毛布)の貸し出しがあります。ブランケットは車端の荷物棚の上に置いてあります。

それ以外のサービスについては会社や列車によって異なります。JR東海・西日本の場合、「のぞみ」「みずほ」「さくら」グリーン車ではパーサーが乗務し、おしぼりのサービスがあります(一部列車除く)。「ひかり」にはパーサーの乗務はありませんが、おしぼりサービスはあります。「こだま」はグリーン車での特別なサービスはありません。

JR東日本では、かつてアテンダントが乗務し、おしぼりとウェルカムドリンクのサービスがありましたが、現在は廃止されていて、グリーン車の特別なサービスはありません。

そのほか、車内には時刻表や車内誌、雑誌類が少しだけ備えられています。また、パーサーやアテンダントがごみの回収に来てくれることがあります。

グリーン車の価格

グリーン車の価格(グリーン料金)については、こちらをご覧ください
 →グリーン料金



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