新幹線に乗るとき、必ずしも予約は必要ありません。ほとんどの新幹線列車には自由席がありますので、予約なしでも当日駅に行って、来た列車に乗ることは可能です。
ただし、一部の列車には自由席がありません。また、自由席だと座れない場合もあります。そのため、必ず席に座って移動したいなら、指定席を確保しておく必要があります。指定席の確保が「予約」といえます。指定席やグリーン車に乗るには予約が必要です。
ここでは、新幹線の予約方法について、わかりやすくご説明します。
新幹線で予約が必要な座席
新幹線には「自由席」、「指定席」、「グリーン席」「グランクラス」があります。これらのうち、「自由席」は予約が必要ありません。予約が必要なのは、「指定席」「グリーン席」「グランクラス」のみです。
新幹線で予約が必要な列車
新幹線のうち、予約が絶対に必要な列車は、「はやぶさ」「こまち」「かがやき」のみです。この3列車は、原則として自由席が連結されていませんので、予約なしに乗車することはできません。
「はやぶさ」「こまち」「かがやき」以外の全ての列車には自由席が付いていますので、自由席を利用するなら、ほとんどの列車は予約不要で乗車できます。予約しない場合は、旅行当日に駅に行って、窓口できっぷ(自由席券)を買って来た列車に乗車するだけでOKです。短距離の利用なら、このように予約なしで乗っている人も多いです。
ただ、新幹線でも長距離列車の自由席は混んでいることも多いので、できれば予約をした方がいいでしょう。
新幹線の「予約」とは?
新幹線の「予約」とは、指定席券を買うことを指します。「指定席券を買ってお金を支払う」ことで、予約が成立します。「予約だけしておいて、後でお金を支払う」ことはできません。
新幹線回数券での座席予約
金券ショップなどで購入した指定席回数券のバラ売りは、乗車前に予約(座席指定)をする必要があります。その場合は、JR駅の窓口や、指定席券売機で予約できます。慣れていない方は、駅の窓口に行くといいでしょう。回数券を提示して乗車希望の列車を伝えると、座席を予約してくれます。
なお、自由席のある列車では、指定席回数券で予約なしに自由席に乗ることもできます。自由席回数券の場合は、指定席に乗車できませんので、予約もできません。
予約場所と予約方法
新幹線チケットの予約(購入)は、以下の場所で行うことができます。
- 駅の窓口
- 新幹線予約でもっとも簡単なのが駅の窓口での予約です。JRの駅の窓口は、「みどりの窓口」ということもあります。慣れていない人は、みどりの窓口で購入するのがおすすめです。
- 指定席券売機
- JR駅にある「指定席券売機」でも新幹線の指定席・グリーン席が予約・購入できます。
- 旅行会社
- JTBなどの一部旅行会社でも、新幹線のきっぷの予約・購入ができます。
- インターネット
- JR各社のウェブサイトでも新幹線の指定券・グリーン券の予約・購入ができます。
JR各社のインターネット予約サイトは、以下のリンクをご参照ください。