新幹線チケットの購入方法をご案内します。JR駅窓口や自動券売機のほか、インターネットでも購入できます。
新幹線チケットの購入方法
新幹線のチケットの購入できる場所は、主に4つあります。JR駅窓口、JR駅の自動券売機、JRのインターネット予約サイト、旅行会社です。
駅や旅行会社で買う場合は、現金またはクレジットカードで購入できます。インターネットで購入する場合は、クレジットカード支払いのほか、コンビニ支払いも選べます。
JR駅窓口での購入
新幹線のチケットの購入方法で、もっとも簡単なのはJR駅の窓口「きっぷうりば」での購入です。新幹線のチケットを販売しているのは「みどりの窓口」ともいいます。JR東海は「みどりの窓口」という呼称を使わず「JR全線きっぷうりば」「新幹線きっぷうりば」などと表記しています。
こうしたJR駅窓口で、自分の行き先と乗車日時を伝えれば、希望にあった列車を案内してもらえます。その場で列車のチケットを購入することもできます。現金、クレジットカードのどちらも使えます。
新幹線を初めて利用する方、慣れていない方は、まずはJR駅窓口で購入することをおすすめします。間違いが少ないです。
自動券売機での購入
JRの主要駅には、新幹線のきっぷを購入できる自動券売機があります。このうち、指定席券も購入できる高性能の券売機を「指定席券売機」「多機能券売機」「みどりの券売機」などといいます。
主要駅では、こうした券売機が窓口の近くに設置されています。窓口のない駅でも券売機だけが設置されていることもあります。
一部の券売機は、オペレーターと通話しながら購入できます。こうした券売機は「話せる指定席券売機」「みどりの券売機プラス」などといいます。
券売機で新幹線チケットを購入する操作は少し複雑ですが、画面の案内に従っていけば誰でも買うことができるでしょう。
ただし、「東京~大阪」といった新幹線エリア間を利用するには使いやすいですが、「東京~高山」「東京~会津若松」などといった、新幹線エリア以外まで利用する際は、操作が複雑になるので、慣れていない人は駅窓口の利用か、オペレーターと通話しながら購入できる券売機をおすすめします。
一般の券売機でも、わからない場合は、券売機の呼び出しボタンなどを押せば、インターフォンなどで係員と通話できます。
JRのインターネット予約サイトでの購入
JR各社が運営しているインターネット予約サイトでも新幹線のチケットの予約・購入ができます。インターネット専用の格安チケットも購入できます。
JR各社のインターネット予約サイトは、以下のリンクをご参照ください。
■東北・北海道、上越、北陸、秋田、山形新幹線
→えきねっと
■東海道・山陽・九州新幹線
→スマートEX(無料会員制)
→エクスプレス予約(有料会員制)
■山陽・九州新幹線
→e5489
■九州新幹線
→JR九州インターネット予約
なお、上記以外で「新幹線チケット」のネット販売をしているサイトもあります。そうしたサイトでは、購入時に手数料がかかる場合もあります。インターネットで購入する際は、上記のJR直営サイトで予約することを強くおすすめします。
旅行会社店舗での購入
全国の新幹線のきっぷは、主な旅行会社の店舗でも購入できます。JTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社といった大手旅行会社で販売しています。
JR東海ツアーズといったJR系の旅行会社でも購入できます。東武トップツアーズや京王観光、名鉄観光といった私鉄系の旅行会社や、農協観光や読売旅行といった老舗の中堅旅行会社でも扱っています。
ただし、こうした旅行会社でも全ての店舗にJR券の端末があるとは限らないので、店舗(支店)によっては販売していない場合もあります。また、大手旅行会社のなかで、HISでは新幹線のきっぷを販売していません。
旅行会社の購入方法は、JRの駅窓口と同じです。係員と対話しながら購入できるので、初心者にもおすすめできます。
ただし、旅行会社で購入したきっぷは、その旅行会社でしかキャンセル・払い戻しができません。JR駅窓口ではキャンセル・払い戻しができないので、その点はご留意ください。
金券ショップでの購入
かつては金券ショップで、新幹線回数券のばら売りを「格安チケット」として販売していました。しかし、近年、新幹線回数券はほとんど廃止されてしまい、手に入る区間は限られています。
JR各社の株主優待券を格安チケットとして販売している店舗もあります。
金券ショップで購入した新幹線チケットは払い戻しができませんので、購入時にはご注意ください。