新幹線の乗り方について、きっぷの買い方から乗車、下車までわかりやすくご案内します。
新幹線に乗るには、駅に行き、きっぷ(チケット)を買って、改札口を抜けて、ホームに上がり、列車に乗る、という手順です。降りるときは、駅に着いたら列車を降り、改札口を抜けるだけです。
1 駅できっぷを買う
新幹線に乗るには、「きっぷ」が必要です。きっぷとは新幹線のチケットのことです。
きっぷには、「乗車券」と「特急券」の2種類があり、その両方が必要です。詳しいことは分からなくても大丈夫です。JR駅の窓口に行き、「新幹線のきっぷが欲しい」と伝えれば、駅員が必要なきっぷを売ってくれます。
きっぷの購入時には、「どこからどこまで乗るか(乗車区間)」「いつ、何時頃乗るか(乗車日時)」「指定席か自由席か」を決めて、駅員さんに伝えましょう。「指定席か自由席か」はどちらでもいいのですが、初めて乗るなら指定席をおすすめします。
駅できっぷを購入するのは、乗車当日でも構いません。ただ、当日だと慌てることもありますし、希望の時刻に指定席が取れなかったりすることもあるので、前日までに駅に行って、きっぷを買っておいたほうがいいでしょう。
新幹線のきっぷはインターネットでも購入できますが、初めての場合は、JRの駅で買った方が間違いがないでしょう。
また、格安チケットは制約が多いので、初めての場合は正規価格のチケットを購入するのがおすすめです。正規価格のきっぷなら、指定の列車に乗り遅れても、後続列車の自由席に乗車できます。
新幹線きっぷの買い方については、以下の「新幹線チケットの買い方ガイド」もあわせてご覧ください。
2 乗車当日、駅に行く
乗車当日は、乗車予定の列車の発車時刻より早めに駅に着いておきましょう。5分前に駅に着いても間に合いますが、余裕を持って30分くらい前に着いておけば慌てません。
駅では、改札口に行き、きっぷを自動改札機に通します。きっぷが2枚に分かれている場合は、重ねて投入します。投入したきっぷは機械がチェックして、すぐに出てきますので、それを取って、目的地に着くまで大切に保管しておきます。
自動改札機を使うのが不安な場合は、改札口にいる係員にたずねるといいでしょう。
3 列車に乗る
自動改札機を抜けてたら、案内板を見て、乗車予定の列車の出発ホーム(番号)を確認します。「1番ホーム」などの案内が出ています。
確認後、発車まで時間があれば、待合室に行ってもいいでしょう。発車10分以内なら、そのままその番号のホームに上がって列車を待ちます。ホームにもベンチか待合所はあります。
列車が来たら乗車します。指定席の場合は、指定された車両の指定された座席に座ります。
4 車内では
車内では、車掌から「きっぷを拝見」といわれることがあります。これを「検札」といいます。検札を受けた場合は、持っているきっぷを車掌に見せてください。それ以外は、車内ですることはありません。到着まで座っていましょう。
5 目的地で降りる
列車が目的地の駅に到着したら、ホームに降ります。新幹線の停車時間は短いので、到着したらすぐに降りましょう。ホームに降りたら人の流れに沿って改札口を出ます。
このとき、さらに別のJR線に乗り換える場合は「のりかえ改札口」を利用しましょう。その駅が最終目的地の場合は、「新幹線出口」という改札口を出ると、外に出られます。