新幹線チケットの買い方について、わかりやすくご案内します。新幹線のチケットは、JR駅の窓口または券売機、インターネットで購入できます。
新幹線チケットはどこで売っている?
新幹線チケット(きっぷ)は、「JR駅の窓口」「JR駅の券売機」「JRのインターネットサイト」「主な旅行会社の窓口」で販売しています。
このほか、金券ショップでも格安チケットが販売されていることがありますが、新幹線回数券のばら売りがほとんどなくなったため、販売されている区間はわずかです。
JR駅の窓口での買い方
新幹線チケットを買う一番簡単な方法は、JR駅の窓口にいくことです。JR駅の窓口では全国の新幹線のきっぷを購入できます。新幹線チケットの買い方がわからない人でも、JR駅の窓口へ行けば親切に教えてくれます。
新幹線チケットをJR駅窓口で購入するときは、以下のことを伝えます。
・新幹線に乗る区間(東京から博多、など)
・新幹線に乗る時間(午前9時、など)
・自由席か指定席か
この3つのことを伝えれば、窓口の係員が候補となる列車を教えてくれます。指定席を希望する場合は、その列車に空席があるかどうかも調べてくれます。空席があれば、その場で購入できます。
できることなら、事前に時刻表を調べて、乗りたい列車を決めておきましょう。そのほうが、自分の希望にあった列車を決めやすくなります。窓口でその列車番号(のぞみ1号、など)を伝えれば、指定席の空席を調べてくれます。
JR駅の自動券売機での買い方
JRの主要駅には、「指定席券売機」「みどりの券売機」「話せる券売機」といった自動券売機があります。これは、普通の近郊電車の自動券売機とはちょっと違う高機能券売機です。これらの券売機でも、新幹線チケットを購入することができます。窓口が行列しているときなどは、券売機のほうが便利でしょう。
指定席券売機での買い方は、初期画面からモニターをタッチしていく形で進みます。「指定席」→「新幹線指定席」→「新幹線名」→「乗る駅」→「降りる駅」→「日時」→「時間帯」→「乗車人数」と選択していくと、候補の列車が出てきます。
好みの列車を選んでタッチすると、座席選択画面になり、「座席表から選ぶ」を押すと、好きな車両と座席がシートマップから選べます。面倒な人は、「どの座席でも良い」を選ぶと、機械が勝手に座席を決めてくれます。
その後、「乗車券の区間」が出てきますが、これは在来線を含めた、JRの乗車区間(乗車駅と降車駅)を決めるものです。新幹線の乗車駅と降車駅が同じ場合は、画面に出ているボタンを選びます。新幹線に接続する電車を利用する場合は、その乗車駅と降車駅を選びます(吉祥寺駅、天王寺駅など、新幹線以外の電車にも乗る場合)。
最後に内容確認があり、支払金額が表示されます。支払いはクレジットカードまたは現金です。
話せる券売機での買い方
最近は、オペレーターと会話をしながら購入できる券売機も増えています。「話せる指定席券売機」や「みどりの券売機プラス」などといいます。
こうした券売機は、駅窓口の代替として設置されています。駅窓口を廃止する代わりに話せる券売機を設置し、利用者は遠隔地にいるオペレーターと通話しながら、新幹線チケットが購入できるようになっています。
したがって、窓口と同じような使い勝手で、オペレーターと対話しながら新幹線チケットを購入できます。
ただし、オペレーターは遠隔地にいますので、細かい点では窓口のようには行き届かない場合もあります。
JRインターネット予約サイトで購入する
新幹線チケットはJR各社のインターネットサービスでも購入することができます。購入するにはそれぞれのサイトで会員になる必要があります。
JR公式のインターネット予約サイトは以下のとおりです。
・JR東日本、JR北海道=「えきねっと」
・JR東海、JR西日本=「EX予約」(スマートEX、エクスプレス予約)
・JR西日本、JR四国=「e5489」
・JR九州=「JR九州インターネット列車予約」
上記の公式サイト以外でも新幹線チケットを販売していますが、割高になることがあります。JR公式サイトでの購入をおすすめします。
詳しくは、下記「新幹線のインターネット予約のご案内」をご覧ください。
旅行会社の窓口で購入する
新幹線チケットは主な旅行会社の窓口でも購入できます。扱っている主な旅行会社は、JTB、KNT(近畿日本ツーリスト)、日本旅行、阪急交通社、東武トップツアーズなどです。鉄道会社系の旅行会社はだいたい扱っています。
これらの旅行会社の窓口に行けば、新幹線チケットを販売してくれます。町中にも店舗があるので便利でしょう。
コンビニで売っている?
新幹線のチケットは、コンビニエンスストアの端末などでは販売していません。