「EXファミリー早特7」についてご案内します。東海道新幹線の「ひかり」号または「こだま」号を2人以上で利用する人向けの、割引率の高い格安チケットです。東京~新大阪などで利用できます。
EXファミリー早特7とは
「EXファミリー早特7」は、東海道新幹線の「ひかり」号または「こだま」号を2人以上で利用する人向けの割引きっぷです。こども料金の設定もあり、ファミリーに使いやすくなっています。7日前まで購入できます。
普通車指定席が20%程度の割引率です。東京・品川・新横浜~名古屋・京都・新大阪、東京・品川~小田原・熱海・三島、名古屋~京都・新大阪に設定されています。
「EXファミリー早特7」は、東海道新幹線のインターネット予約サイト「スマートEXサービス」「エクスプレス予約」で販売されています。
インターネット専用チケットですので、駅の窓口などでは購入できません。「EXファミリー早特7」を購入するには、「スマートEX」(年会費無料)か「エクスプレス予約」(年会費1,100円)に会員登録する必要があります。現在会員でない方は、年会費無料の「スマートEX」に会員登録するといいでしょう。

「EXファミリー早特7」は、片道の「ひかり」号または「こだま」号の「乗車券+指定席特急券」がセットになっている商品です。こども価格の設定もあり、家族で使いやすくなっています。
購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車日7日前の23時30分までです。
平日、土休日とも同額で利用できます。繁忙時期(GW、お盆、年末年始)には設定除外日があります。1人分のみの購入はできません。
EXファミリー早特7の値段
「EXファミリー早特7」の値段(片道、1人あたり)は以下の通りです。
区間 | 価格 | ||
---|---|---|---|
おとな | こども | ||
東京・品川~小田原 | 3,030円 | 1,510円 | |
東京・品川~熱海 | 3,460円 | 1,730円 | |
東京・品川~三島 | 3,810円 | 1,900円 | |
東京・品川~名古屋 | 9,500円 | 4,750円 | |
東京・品川~京都 | 11,450円 | 5,720円 | |
東京・品川~新大阪 | 12,000円 | 5,990円 | |
新横浜~名古屋 | 8,840円 | 4,420円 | |
新横浜~京都 | 11,120円 | 5,550円 | |
新横浜~新大阪 | 11,670円 | 5,830円 | |
名古屋~京都 | 4,200円 | 2,100円 | |
名古屋~新大阪 | 4,970円 | 2,480円 |
EXファミリー早特7の使い方
「EXファミリー早特7」は、出発日の1ヶ月前〜7日前の23時30分までに、インターネットの「スマートEX」か「エクスプレス予約」で予約・購入します。
「EXファミリー早特7」は片道乗車券と指定席特急券がセットで発売されます。EXファミリー早特7では、従来の紙の乗車券・特急券に代わって、ICカードを使ってチケットレス乗車ができます。登録したICカードを自動改札機にかざすだけで、改札を通り抜けられます。
駅の券売機で「紙のきっぷ」を受け取り、新幹線に乗車することもできます。紙のきっぷを受け取った場合は、通常のきっぷと同様に自動改札機に通して改札を抜け、新幹線に乗車できます。
「EXファミリー早特7」は、新幹線駅区間のみ有効です。新宿駅や大阪駅など、在来線駅を利用する場合、新幹線駅までの運賃が別途必要です。
EXファミリー早特7の途中下車・途中乗車
「EXファミリー早特7」では、きっぷの区間の途中駅で乗車したり、下車したりすることができます。途中下車した場合は前途無効、途中乗車した場合はその駅までの区間は無効となり、返金しません。途中下車、途中乗車とも新幹線駅に限ります。
新幹線駅以外などの区間外に乗り越さす場合や、区間外から乗車する場合は、区間外の乗車区間の精算が必要です。
EXファミリー早特7で乗り遅れた場合
「EXファミリー早特7」は予約した列車のみ有効です。予約した列車に乗り遅れた場合、チケットは無効となります。後続列車の自由席には乗車できません。後続列車に乗る場合は、改めてきっぷを最初から買い直す必要があります。
「EXファミリー早特7」のきっぷを受け取らないで乗り遅れた場合は、「指定列車発車時刻後に払いもどしをした」とみなし、手数料を差し引いて、翌日に自動で払いもどしの処理を行います。このとき、手数料は特急料金相当額(特定額)が差し引かれた金額です。つまり、チケットレスで乗り遅れた場合、何もしなくても翌日以降に運賃相当額が戻ります。
きっぷを受け取り済みの場合も、未使用で有効期間内(当日は有効期間)ならば、東海道新幹線の駅の窓口などで手続きすれば運賃相当額が戻ります。乗り遅れた場合は、すぐに駅窓口でおたずねください。
EXファミリー早特7の変更・払戻方法
「EXファミリー早特7」は、予約後、きっぷの受け取り前ならば、出発時刻の4分前まで変更ができます。変更は「スマートEX」または「エクスプレス予約」のインターネットでの手続きに限ります。きっぷの受け取り後の変更は一切できません。
変更先に「EXファミリー早特7」での空席がなければ(または乗車7日前を過ぎていたら)、通常価格のスマートEXサービスやEX予約サービスでの予約になり、差額が必要です。
ただし、「商品・乗車日・乗車区間・設備・人数」が同一の場合、乗車日当日に限り、同じ金額のまま列車の変更が可能です。ただし、列車名の変更は、「ひかり」「こだま」相互間に限ります。
払い戻しについては、指定列車出発前であれば、座席1席につき320円の払戻手数料で払い戻せます。受け取り前の払い戻しは「スマートEX」「エクスプレス予約」のインターネット上で手続きします。きっぷの受け取り後の払い戻しは、東海道新幹線の駅などで取り扱います。
予約したEXファミリー早特7を利用しなかった場合は、「指定列車発車時刻後に払いもどしをした」ものとみなして、乗車日の翌日付で、特急料金相当額(特定額)を引いた金額が自動的に払い戻されます。