「九州ネット早特7」についてご案内します。九州新幹線の早割タイプの格安チケットです。
九州ネット早特7とは
「九州ネット早特」は、JR九州インターネット列車予約で販売されている、早期購入タイプの割引きっぷです。九州新幹線で、手軽に買える格安チケットです。
「九州ネット早特」には、「九州ネット早特3」と「九州ネット早特7」がありますが、九州新幹線で設定されているのは「九州ネット早特7」だけです。そのため、このページでも、「九州ネット早特7」のみをご紹介します。博多~熊本・鹿児島中央間に設定されています。
インターネット専用チケットですので、駅の窓口などでは購入できません。「九州ネット早特7」を購入するには、「JR九州WEB会員」か「JQ CARD会員」のどちらかに登録する必要があります。JR九州WEB会員は、誰でも無料で登録できます。
「九州ネット早特7」は、片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっています。普通車用のみで、グリーン車用はありません。
「九州ネット早特7」には、子供料金の設定もあり、おおむね大人料金の半額です。学割はありません。
利用開始日の1ヶ月前から7日前まで発売します。
九州ネット早特7の価格
九州ネット早特7の九州新幹線の設定区間の値段(片道)は以下の通りです。販売する区間・列車・設備・席数は限定です。こどもは約半額です。
発駅 | 着駅 | 価格 | 座席 |
---|---|---|---|
博多 | 熊本 | 3,200円 | 普通車指定席 |
博多 | 鹿児島中央 | 8,500円 | 普通車指定席 |
九州ネット早特7の使い方
「九州ネット早特」は、出発日の1ヶ月前から7日前までに、JR九州インターネット列車予約で予約・購入します。
「九州ネット早特7」は片道乗車券と指定席特急券がセットで発売されます。予約した九州ネット早特は、JR九州の駅窓口か自動券売機で「紙のきっぷ」を受け取り、通常のきっぷと同様に、改札口を抜けて新幹線に乗車します。
九州ネット早特7で乗り遅れた場合
「九州ネット早特7」で予約した列車に乗り遅れた場合、特急券部分は無効となります。
当日の後続列車を利用するには、別途特急券を購入しなければなりません。乗車券部分は当日有効です。
九州ネット早特7の途中下車・途中乗車
「九州ネット早特7」では、きっぷの区間の途中駅で乗車したり、下車したりすることができます。途中下車した場合は前途無効、途中乗車した場合はその駅までの区間は無効となり、返金しません。
区間外に乗り越さす場合や、区間外から乗車する場合は、区間外の乗車区間の精算が必要です。
九州ネット早特7の変更方法
「九州ネット早特7」は、予約後の変更は一切できません。
ただし、駅窓口で別途新たに無割引の特急券等を購入すれば、九州ネット早特7を無手数料で払いもどせます。
九州ネット早特7の払戻方法
「九州ネット早特7」の払い戻しについては、きっぷの受け取り前で乗車日当日までの場合、座席1席につき560円の払戻手数料で払い戻せます。受け取り前の払い戻しは「JR九州インターネット列車予約」上で手続きします。
きっぷ受け取り後は、出発2日前までは座席1席につき560円ですが、前日以降は220円+特急料金部分の30%が払い戻し手数料になります。
列車出発後は、指定席では特急料金部分の払い戻しがなくなります。ただし、当日中に手続きをすれば、乗車券部分は220円を引いた金額が払い戻されます。