【販売終了】「大分往復割引きっぷ」の予約・購入・利用方法

「大分往復割引きっぷ」は2022年3月末を以て販売終了しました。以下は、終了前の情報です。

大分往復割引きっぷとは

大分往復割引きっぷは、大阪・神戸・姫路エリアから中津、別府、大分を往復する場合に、山陽新幹線と在来線特急「ソニック」の普通車指定席が利用できる割引きっぷです。

JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」でのみ購入できるインターネット専用きっぷです。購入するには、JR西日本の「J-WESTネット会員」になる必要があります。無料で会員登録できます。

「e5489」のご案内

「e5489」では山陽・九州新幹線や北陸新幹線を主に予約できます。

jr-shinkansen.net

会員登録後、「e5489」で購入できます。駅の窓口では購入できません。

大分往復割引きっぷは、往復の「乗車券＋指定席特急券」がセットになっている商品です。
割引率は20%程度です。

購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から前日までです。

大分往復割引きっぷの値段

大分往復割引きっぷの主要区間の値段（片道）は以下の通りです。

※逆区間は利用できません。

「神姫ゾーン」とは、JR神戸線立花駅～姫路駅間と新神戸駅、和田岬駅です。エリア内のどの駅からも利用できます。新幹線は新神戸駅、西明石駅、姫路駅から利用できます。

新神戸～三ノ宮駅間は途中出場して地下鉄などを利用できます（別運賃）。JR神戸線の各駅から新神戸駅を利用する際は、最寄駅から乗車し、三ノ宮駅で改札口を出て、地下鉄で新神戸駅に向かうのが一般的です。地下鉄運賃は別途かかります。

大分往復割引きっぷの使い方

大分往復割引きっぷは往復乗車券と特急券がセットになっています。

大分往復割引きっぷは、出発日の1ヶ月前～前日までに、インターネットの「e5489」で購入します。購入した大分往復割引きっぷは、駅の窓口や券売機で「紙のきっぷ」を受け取り、新幹線に乗車します。

「紙のきっぷ」受け取りは利用当日までです。受取時には決済時に使用したクレジットカードを提示します。自動券売機で受け取る場合は、クレジットカードを挿入し、予約番号、電話番号を入力します。

受け取った「紙のきっぷ」は、通常のきっぷと同様に自動改札機に通して改札を抜け、新幹線に乗車できます。

大阪・神姫エリア～小倉までが山陽新幹線、小倉～中津・別府・大分は日豊線特急の「ソニック」を利用します。

大分往復割引きっぷは普通車指定席が利用できますが、座席指定をしなくても利用は可能です。座席指定をしない場合は自由席に乗車します。

新幹線利用区間は、改札口を出ない限り、新幹線の乗継利用ができます。その場合、いずれの列車についても普通車指定席を利用できます。西明石～岡山間を「こだま」指定席、岡山～小倉間を「のぞみ」指定席といった形で利用できます。

大阪発の場合は、大阪市内の在来線駅が利用できます。たとえば、天王寺駅で大阪環状線に乗り、大阪駅を経て新大阪駅で新幹線に乗り換えることができます。

神姫ゾーン発の場合は、ゾーン内の在来線駅が利用できます。たとえば、六甲道駅でJR神戸線に乗り、三ノ宮駅で下車し、地下鉄で新神戸駅に行き新幹線に乗車することも可能です。この場合、地下鉄運賃は自己負担となります。

大分往復割引きっぷの途中下車・途中乗車

「大分往復割引きっぷ」は、途中下車した場合は前途無効です。途中乗車した場合はその駅までの区間は無効となり、返金しません。

大分往復割引きっぷの有効期間

大分往復割引きっぷの有効期間は7日間です。7日以内に往復しなければなりません。

大分往復割引きっぷで乗り遅れた場合

「大分往復割引きっぷ」は、予約した列車に乗り遅れた場合、当日中の後続列車の自由席に乗車できます。

翌日以降は特急料金部分が無効になりますので、改めて特急券を買い直す必要があります。乗車券は有効期間内（7日間）なら有効です。

大分往復割引きっぷの変更・払戻方法

「大分往復割引きっぷ」は、予約後の列車の変更が可能です。きっぷの受け取り前の場合は28回、受け取り後は1回のみです。変更できるのは、最初に予約した列車の出発時刻までです。

払い戻しについては、列車の出発時刻前ならば可能です。手数料を差し引いた額が払い戻し対象になります。

払戻手数料はきっぷ受取前は560円です。きっぷ受取後も、列車出発2日前までなら560円です。きっぷを受け取った場合、列車出発前日から出発時刻までは、片道乗車券220円と特急券が1枚につき発売額の30%（最低340円）の払戻手数料がかかります。

普通のきっぷに比べてとくに払戻手数料が高いわけではありません。

大分往復割引きっぷの払い戻しは、きっぷの受け取り前は購入した予約サイト（e5489）で手続きすれば払い戻しできます。受け取り後は、JR西日本の主な駅の窓口で手続きできます。