「こだま指定席きっぷ」の予約・購入・利用方法

お得なきっぷ種類別お得なきっぷe5489

「こだま指定席きっぷ」は、山陽新幹線の格安チケットです。新大阪・新神戸~岡山・広島などに設定されています。2人以上で利用できます。

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こだま指定席きっぷとは

「こだま指定席きっぷ」は、山陽新幹線に設定されている割引きっぷです。設定区間は、新大阪・新神戸~岡山・福山・広島や、広島~新山口・小倉・博多など、山陽新幹線の中距離区間で広く利用できます

乗車できるのは「こだま」号と一部の「ひかり」号の普通車指定席です。2人以上の同時利用が条件で、前日までの発売です。割引率は約35%~45%で、子どもは一律1,500円です。

「こだま指定席きっぷ」はインターネット専用のチケットです。購入するには、JR西日本の「J-WESTネット会員」になる必要があります。無料で会員登録できます。

会員登録後、JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で購入できます。

「e5489」のご案内
「e5489」では山陽・九州新幹線や北陸新幹線を主に予約できます。

こだま指定席きっぷは、片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっている商品です。

購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から前日までです。販売座席数は限定です。2人以上でのみ購入・利用できます

500系こだま

こだま指定席きっぷの値段

こだま指定席きっぷの主要区間の値段(片道)は以下の通りです。

子供料金は1,500円均一です。学割はありません。

「こだま指定席きっぷ」の価格
発地 着地 価格(円)
大阪市内 岡山 4,600
大阪市内 新倉敷 5,740
大阪市内 福山 5,990
大阪市内 新尾道 6,320
大阪市内 三原 6,570
大阪市内 東広島 7,640
大阪市内 広島市内 7,810
神戸市内 岡山 4,270
神戸市内 新倉敷 4,600
神戸市内 福山 5,740
神戸市内 新尾道 5,990
神戸市内 三原 5,990
神戸市内 東広島 6,570
神戸市内 広島市内 7,640
姫路 福山 4,270
姫路 新尾道 4,600
姫路 三原 4,600
姫路 東広島 5,740
姫路 広島市内 6,320
岡山 広島市内 4,600
岡山 新岩国 5,740
岡山 徳山 6,320
岡山 新山口 6,810
福山 広島市内 3,770
福山 新岩国 4,270
福山 徳山 4,840
福山 新山口 6,320
広島市内 新山口 4,020
広島市内 厚狭 4,600
広島市内 新下関 4,840
広島市内 小倉 5,740
広島市内 博多 6,810
新山口 博多 4,270
博多 新尾道 8,300
博多 三原 8,050
博多 東広島 7,640
博多 広島市内 6,810
博多 新岩国 6,320
博多 徳山 4,840
博多 新山口 4,270

※逆区間も同額です。
※上記以外にも設定区間があります。

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こだま指定席きっぷの使い方

こだま指定席きっぷは専用の片道乗車券と特急券がセットになっています。

こだま指定席きっぷは、出発日の1ヶ月前~前日までに、インターネットの「e5489」で購入します。購入したこだま指定席きっぷは、駅の窓口や券売機で「紙のきっぷ」を受け取り、新幹線に乗車します。

受取時には、決済時に使用したクレジットカードを提示します。自動券売機で受け取る場合は、クレジットカードを挿入し、予約番号、電話番号を入力します。

受け取った「紙のきっぷ」は、通常のきっぷと同様に自動改札機に通して改札を抜け、新幹線に乗車できます。

こだま指定席きっぷは、指定された列車・座席以外の席には座れません。自由席に乗ることもできません。

原則として一つの列車のみ予約できますが、岡山駅で乗り継ぐ場合のみ、新幹線を乗り継いで利用できます。ただし、利用可能な新幹線に限ります。

こだま指定席きっぷの使用は、2名以上が同一行程で旅行することが条件です。一人だけ払い戻して一人で旅行することはできません。

こだま指定席きっぷは、新幹線各駅のほか、大阪、神戸、広島市内の在来線駅の利用もできます。たとえば、天王寺駅で大阪環状線に乗り、大阪駅を経て、新大阪駅で新幹線に乗り換えて、広島駅で降り山陽本線に乗り換えて、横川駅で降りることも可能です。

北九州市内と福岡市内では、在来線駅は利用できません。

こだま指定席きっぷの途中下車・途中乗車

「こだま指定席きっぷ」では、きっぷの区間の途中駅で乗車したり、下車したりすることができます。途中下車した場合は前途無効、途中乗車した場合はその駅までの区間は無効となり、返金しません。途中下車、途中乗車とも新幹線駅に限ります。

新幹線駅以外などの区間外に乗り越す場合や、区間外から乗車する場合は、区間外の乗車区間の精算が必要です。

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こだま指定席きっぷで乗り遅れた場合

「こだま指定席きっぷ」は予約した列車のみ有効です。予約した列車に乗り遅れた場合、チケットは無効となります。後続列車の自由席には乗車できません。当日中の後続列車に乗る場合は、特急券を買い直せば乗車できます(運賃部分は当日は有効)。

乗り遅れた場合も、未使用で有効期間内(当日は有効期間)ならば、山陽新幹線の駅の窓口などで手続きすれば運賃相当額が戻ります。乗り遅れた場合は、すぐに駅窓口でおたずねください。

こだま指定席きっぷの変更・払戻方法

「こだま指定席きっぷ」は、予約後の変更は一切できません。きっぷの受け取り前であっても変更は一切できません。ネット上での変更、窓口での変更のいずれもできません。

乗車列車を変更したい場合、いったん払い戻して買い直すことになります。

払い戻しについては、未使用で有効期間開始日前または有効期間内に限り、手数料を差し引いた額が払い戻し対象になります。

払戻手数料は列車出発2日前までが560円です。列車出発前日から出発時刻までは、片道乗車券220円と特急券が1枚につき発売額の30%(最低340円)の払戻手数料がかかります。

列車出発時刻後(乗り遅れ)は、当日中なら乗車券部分のみ払い戻しが受けられます。220円(きっぷの有効期間内に限る)の手数料がかかります。特急券部分は払いもどしがありません。

普通のきっぷに比べてとくに払戻手数料が高いわけではありません。

こだま指定席きっぷの払い戻しは、きっぷの受け取り前は購入した予約サイトで手続きすれば払い戻しできます。受け取り後は、JR西日本の主な駅の窓口で手続きできます。