新幹線が遅延した場合の払い戻し

きっぷとルールルール

新幹線で遅延が生じた場合の払い戻しのルールについてご案内します。2時間以上の遅延が生じた場合、特急料金を払い戻します。

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2時間遅延で特急料金払い戻し

新幹線が、到着時刻より2時間以上遅れて目的地に到着した場合は、新幹線特急料金の全額が払い戻しになります。

払い戻しになるのは特急料金だけです。運賃やグリーン料金は払い戻しになりません。

N700A系

旅行を取りやめる場合

列車が遅れたことによって、乗り換え列車に接続しなかったため、最終到着時刻が2時間以上遅れることが見込まれて旅行を取りやめる場合は、運賃と特急料金の全額が払い戻しになります。途中まで来ていた場合は、到着駅に戻って全額が払い戻しになります。

また、乗り換え列車が接続しなかったため、途中駅まで来てその先の旅行を取りやめる場合は、乗っていない区間の運賃と特急料金の全額が払い戻しになります。

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割引きっぷの扱い

新幹線が利用できる割引きっぷや企画乗車券、格安チケット類は、商品によって払い戻しのルールが異なります。2時間遅延しても払い戻しがない場合もあります。

払い戻しの手続き

遅延による払い戻しを受けるには、利用者が手続きを行う必要があります。手続きを行わなければ、払い戻しは受けられません。

2時間以上の遅延により特急料金が払い戻しになるとき、手続きは到着駅の精算所で行うのがスムーズで簡単です。

精算所が混雑していたり、時間がなかったりした場合は、後日JRの駅窓口で払い戻せます。その場合は「遅延証明の入った特急券」が必要ですので、利用した日に忘れないように持ち帰りましょう。

遅延証明の入った特急券」についてご説明しておきます。通常は、新幹線特急券は出場時に自動改札機に吸い込まれて出てきません。しかし、遅延が発生した場合、指定席特急券を出場時に自動改札機に入れると「遅払い」と印字されて出てきます。これが「遅延証明の入った特急券」です。後日JRの駅窓口に持って行くと、払い戻しをしてくれます。

自由席特急券の場合は、遅延時でも自動改札機に入れると吸い込まれてしまうことがあるので、有人改札で遅延証明の印を受けて、特急券を持って帰ります。後日、この特急券をJR駅窓口に持って行くと、払い戻しをしてくれます。

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旅行会社で買ったきっぷの払い戻し

旅行会社で購入した特急券の場合、遅延であってもJR駅で払い戻すことはできません。上記のような遅延証明を受けたうえで、購入した旅行会社の窓口で払い戻しを受けてください。

ICサービスの払い戻し

エクスプレス予約、スマートEX、新幹線eチケットといったICサービスを利用している場合は、駅係員の案内に従って新幹線自動改札機を通れば、払戻対象であることが確認され、後日、購入したクレジットカードの口座に自動返金されます。

ICサービスであっても、他の列車との接続などで問題が発生した場合は、その部分は通常のきっぷの払い戻しの扱いになりますので、駅係員に申し出てください。

払い戻し手続きの期限

遅延した列車の特急料金払い戻し手続きの期限は1年間です。1年を過ぎると、払い戻しが受けられるケースであっても、払い戻しの権利を失います。