きっぷの種類

きっぷとルール運賃・料金

新幹線に乗るために必要なきっぷの種類についてご案内するページです。新幹線に乗車するには、乗車券と特急券、またはそれらがセットになったチケットが必要です。

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新幹線のきっぷ

新幹線に乗るには、「乗車券」と「新幹線特急券」という、2種類のきっぷが必要です。

この「乗車券」や「特急券」にはさまざまな種類があります。片道きっぷ、往復きっぷ、学割のきっぷ、さらに乗車券と特急券がセットになったさまざまな割引きっぷもあります。

ここでは、こうした新幹線に乗るための、さまざまなきっぷや、チケットについてご案内します。

新幹線きっぷうりば

片道乗車券

新幹線を含むJR線に乗るための基本的なきっぷが「片道乗車券」です。営業キロに応じて運賃が決められています。

きっぷの有効期間は100kmまでは当日限りで、200kmまでが2日、400kmまでが3日、600kmまでが4日、以後、200km増える毎に1日ずつ有効期間が増えていきます。有効期間が2日以上の乗車券では、途中下車ができます。

片道乗車券だけで新幹線に乗ることはできず、別途、新幹線特急券が必要です。

往復乗車券

往復がセットになった乗車券です。600km以下の場合は割引はなく、単純に片道乗車券が2枚、と考えてかまいません。

往復乗車券だけで新幹線に乗ることはできず、別途、新幹線特急券が必要です。

往復割引乗車券

往復乗車券のうち、片道の営業キロが601km以上の場合は、「ゆき」「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になります。これを往復割引乗車券といいます。

連続乗車券

乗車区間が1周してさらに超える場合、または、乗車区間の一部が重なるなどで片道、往復乗車券にならない場合、片道乗車券を2枚組み合わせて発売する乗車券です。

この場合、1枚目の券片の着駅と2枚目の券片の発駅は同じ駅になります。有効期間はそれぞれの区間の営業キロに応じた有効期間を合算したものとなります。

連続乗車券だけで新幹線に乗ることはできず、別途、新幹線特急券が必要です。

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学生割引乗車券(学割)

中学・高校・大学・専修・各種学校の学生・生徒が利用できます。利用区間の片道の営業キロが101km以上ある場合、運賃が2割引になります。

往復割引乗車券についても学生割引が適用になります。その場合は、往復割引乗車券で1割引になった金額に対し、さらに2割引になります。

学割を利用する場合は、学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」が必要です。学生証のみでは、学割乗車券は購入できません。

学割乗車券だけで新幹線に乗ることはできず、別途、新幹線特急券が必要です。

団体割引乗車券

8人以上が同じ行程を一緒に旅行する場合に割引になります。普通団体と学生団体の2種類があります。普通団体は誰でも利用できます。学生団体は、指定学校の学生・生徒・児童・園児8人以上がその学校の教職員に引率されて旅行する場合に適用されます。学生団体を利用する場合は、学校長の証明する団体旅行申込書が必要です。

普通団体の割引率は、10%〜15%です。1月1日〜10日、3月1日〜5月31日、7月1日〜8月31日、10月、12月21日〜31日が10%引で、それ以外が15%引きです。

学生団体の割引率は、中学生以上が50%引、小学生以下が30%引です。

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特急券

特急列車に乗るための基本的なチケットです。新幹線に乗る場合は、乗車券のほかに「新幹線特急券」が必要です。指定席特急券と自由席特急券があります。

グリーン券

グリーン車にのるための基本的なチケットです。新幹線の場合グリーン車は全て指定席なので、グリーン券は指定席券です。

グランクラス券

グランクラスにのるための基本的なチケットです。JRの正式な分類では「グリーン券」の一種です。

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新幹線回数券

乗車券と新幹線特急券がセットになった回数券です。6枚綴りの3か月間有効が基本です。一人でも複数人でも使えます。

新幹線定期券・FREX・新幹線エクセルパス

新幹線の普通車自由席用の定期券です。会社により名称が異なります。

往復割引きっぷ

特定の区間を往復する際に割引となる乗車券と特急券がセットになった格安チケット(企画乗車券)です。上記の「往復割引乗車券」とはルールが異なります。

フリーきっぷ、フリー乗車券

ある一定エリアのJR線などが乗り降り自由になる格安チケット(企画乗車券)です。フリーエリアまでの往復に新幹線や乗車券をセットにしたタイプもあります。

インターネット専用きっぷ

「えきねっとトクだ値」や「EX早特」など、JRのインターネット予約でのみ購入できるきっぷです。乗車券と新幹線特急券がセットになっているタイプが多いです。