「新幹線eチケット」の予約・購入・利用方法

「新幹線eチケット」についてご案内します。東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田新幹線のチケットレスサービスです。

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新幹線eチケットとは

東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田新幹線のチケットレスサービスが「新幹線eチケット」です。交通系ICカード（Suica、Kitaca、ICOCAなど）で新幹線に乗車できます。

新幹線eチケットは、JR東日本・北海道のインターネット予約サイト「えきねっと」で購入できます。JR西日本の予約サイト「e5489」でも、北陸新幹線に限り購入できます。新幹線の列車の指定席・自由席を予約できます。

新幹線eチケットを利用するには、「えきねっと」または「e5498」に会員登録しなければなりません。会員登録に年会費などはかかりません。利用にはクレジットカードが必要です。

新幹線eチケットは、交通系ICカードを使ったチケットレスサービスで、改札にタッチするだけで改札口を通過できます。指定席券売機などで紙のきっぷを受け取って乗車することも可能です。

新幹線eチケットの定価は、紙のきっぷの通常価格とほとんど変わりありません（指定席200円引き、自由席同額）。新幹線eチケット用の割引きっぷを購入すれば、割引価格で新幹線を利用できます。

通常価格のチケットは、利用日当日でも購入でき、販売座席数に制限もありません。割引価格のチケットは、販売座席数に制限がある場合もあります。

画像：JR東日本

新幹線eチケットで提供されているサービスは、以下の通りです。

新幹線eチケットを利用する場合は、えきねっとのウェブサイトで会員登録します（北陸新幹線利用の場合は、e5489でも可。以下同）。会員登録には、支払い用のクレジットカードが必要です。また、交通系ICカードでチケットレス乗車をする場合は、そのICカード番号も登録します。

登録後、希望の列車を予約し、決済（支払い）します。交通系ICカードでのチケットレス乗車をする場合は、乗車当日、登録したICカードを新幹線改札口にかざして入場し、列車に乗車します。

チケットレス乗車をしない場合は、紙のきっぷを駅窓口や指定席券売機で受け取ります。受け取りには決済で使用したクレジットカードが必要です。

新幹線eチケットで利用できる交通系ICカードは以下の通りです。

kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

新幹線eチケットは、新幹線各駅相互間に発着する乗車券・料金券が一体となったシンプルなチケットです。

指定席の価格は、所定の運賃・料金の合計額から一律200円引きです。繁忙期・通常期・閑散期の区分もあります。自由席は、所定の運賃・自由席特急料金の合計額と同額です。

新幹線eチケットでは「トクだ値1」「トクだ値14」といった割引きっぷも扱っています。こうした割引きっぷを購入すると、安く新幹線を利用できます。

新幹線eチケットは、紙のきっぷとルールが異なります。利用時には以下の点に注意してください。

たとえば「東京駅/品川駅〜仙台駅」は利用できますが、新宿駅や長町駅は利用できません。新宿駅や長町駅は在来線の駅なので、利用するには新幹線駅から（まで）の運賃が別に必要です。

トクだ値1は、乗車日当日の01:40までに購入できる新幹線eチケット専用の割引きっぷです。5%～10%引きになります。列車・区間・席数限定です。

トクだ値14は、乗車日13日前の01:40までに購入できる新幹線eチケット専用の割引きっぷです。25～30%引きになります。列車・区間・席数限定です。

トクだ値スペシャル21は、乗車日20日前の01:40までに購入できる新幹線eチケット専用の割引きっぷです。40～50%引きになります。期間限定のバーゲンチケットで、列車・区間・席数限定です。常に発売されているわけではありません。

eチケット早特は、JR西日本のe5489で購入できる北陸新幹線eチケット専用の割引きっぷです。eチケット早特1とeチケット早特14があり、トクだ値1やお先にトクだ値14と価格や仕組みは同じです。列車・区間・席数限定です。

上記以外にも扱っている割引きっぷはあります。

新幹線eチケットで予約・購入したきっぷは、駅での受取前またはICカードで改札口を通過する前で出発時刻の4分前までならば、変更が何度でも無手数料で可能です。変更手続きはスマートEXのホームページ上で行います。

紙のきっぷ利用で、駅で受取後の変更は、JR東日本、JR北海道、JR西日本（北陸新幹線のみ）の主な駅の窓口でその旨を伝えて、新たに必要なきっぷ（無割引の通常のきっぷ）を購入します。この場合、手持ちのきっぷは、手数料なしで払戻しできます。