新幹線の自由席(普通車自由席)のサービスと車内設備をご案内するページです。
普通車自由席の設備とサービス
自由席は、座席を指定せずに利用できる新幹線の普通車です。正式には「普通車自由席」といいますが、一般には「自由席」と呼ばれます。
自由席は多くの新幹線列車に設定されています。ただし、「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」「かがやき」は全車指定席で、自由席はありません。
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」には通常は自由席がありますが、利用が集中する期間は全席指定席となり、自由席は設定されません。
新幹線の自由席は普通車にのみ設定されています。グリーン車、グランクラス、スプリームクラスに自由席はありません。
普通車指定席と普通車自由席は、同じ座席を使用していることが多いです。ただし、山陽・九州新幹線などでは、指定席と自由席で座席配置が異なる車両もあります。
自由席特急券を持っていれば、自由席車両の空いている席を利用できます。満席の場合は立って乗車します。

普通車自由席の車両
普通車自由席の号車は、列車によって異なります。
東海道・山陽新幹線の16両編成では、「のぞみ」は通常1・2号車が自由席です。「ひかり」は通常1~5号車、「こだま」は通常1~6号車と13~16号車が自由席です。
「こだま」は列車によって13・14号車が指定席になる場合があります。また、グリーン車を除いて全車自由席となる列車もあります。
「のぞみ」は利用が集中する期間には1・2号車も指定席となり、全席指定席で運転されます。
山陽・九州新幹線の「みずほ」「さくら」「つばめ」などにも自由席があります。自由席の号車は列車によって異なります。
このように、自由席の号車や両数は列車によって異なり、運転日などによって変更される場合もあります。
普通車自由席の座席
普通車自由席は、横5列(3列+2列)の座席配置が基本です。
東海道・山陽新幹線のN700Sでは、普通車のシートピッチは1,040mmです。N700Sは全席にコンセントを設置しています。N700Aタイプでは、普通車の窓側席と最前部・最後部の座席などにコンセントがあります。
山陽・九州新幹線のN700系8両編成では、自由席は3列+2列です。一方、指定席の多くは2列+2列となっているため、指定席のほうが座席幅に余裕があります。
九州新幹線の800系では、自由席も含めて2列+2列の座席配置です。
JR東日本のE5系、E7系などでも、普通車は3列+2列の座席配置です。E7系などではシートピッチ1,040mmとなっています。
普通車の座席にはリクライニング機構とテーブルがあります。グリーン車のようなフットレストやレッグレストは基本的にありません。

普通車自由席のサービス
普通車自由席で受けられる特別な車内サービスは、基本的にありません。飲み物や軽食、おしぼりなどのサービスはありません。
一部の新幹線では車内販売を行っていますが、自由席だけを対象としたサービスではありません。車内販売を行っていない列車も多くあります。
車内Wi-Fiやコンセントなどの設備は、車両によって異なります。
自由席と指定席の違い
自由席は、自由席車両の空いている座席を利用します。座席の指定はなく、満席の場合は立って乗車します。
指定席は、あらかじめ列車と座席を指定して利用します。指定席なら、指定された列車に乗れば座席が確保されています。
自由席特急券では、原則として普通車指定席の座席に座ることはできません。ただし、全車指定席の列車を特定の区間だけ利用する場合など、一部には自由席特急券や特定特急券で指定席車両の空席を利用できる特例があります。
また、「のぞみ」が全席指定席で運転される期間は、自由席特急券でも普通車のデッキなどに立って乗車できます。ただし、指定席の座席に座ることはできません。
自由席料金
自由席特急料金は、原則として通常期の普通車指定席特急料金から530円を引いた金額です。
自由席特急料金にはシーズンによる価格変動がなく、閑散期、通常期、繁忙期、最繁忙期のいずれも同額です。
そのため、一般的な新幹線では普通車指定席との差額は次のようになります。
- 330円 – 閑散期
- 530円 – 通常期
- 730円 – 繁忙期
- 930円 – 最繁忙期
ただし、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」や山陽・九州新幹線の「みずほ」は、指定席に列車別の加算額があります。自由席は「ひかり」「さくら」「こだま」と同じ料金なので、「のぞみ」「みずほ」の指定席との差額は上記より大きくなります。
「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」「かがやき」には自由席がないため、通常の自由席特急料金は設定されていません。