「WEB早特3」は2022年3月末を以て販売を終了しました。以下は、終了前の情報です。
WEB早特3とは
「WEB早特3」は、JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」と「JR九州インターネット列車予約」で販売している早割タイプの格安チケットです。出発日の3日前まで購入できます。
「WEB早特3」を購入するにはJR西日本の「J-WESTネット会員」か、JR九州「JR九州Web会員」になる必要があります。どちらも無料で会員登録できます。
会員登録後、JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」か「JR九州インターネット列車予約」で購入できます。
WEB早特3は、片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっている商品です。山陽・九州新幹線の普通車指定席が利用できます。
購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車3日前までです。販売座席数は限定です。
WEB早特3の値段
WEB早特3の設定区間の値段(片道)は以下の通りです。子供料金はおとなの約半額です。学割はありません。
区間 | 価格(円) | |
---|---|---|
新大阪・新神戸~熊本 | 16,300 | |
新大阪・新神戸~鹿児島中央 | 19,350 |
WEB早特3の使い方
「WEB早特3」は専用の片道乗車券と特急券がセットになっています。出発日の1ヶ月前~前日までに、「e5489」か「JR九州インターネット列車予約」で予約・購入します。
予約・購入したWEB早特3は、駅の窓口や券売機で「紙のきっぷ」を受け取り、新幹線に乗車します。受取時には、決済時に使用したクレジットカードを提示します。自動券売機で受け取る場合は、クレジットカードを挿入し、予約番号、電話番号を入力します。
受け取った「紙のきっぷ」は、通常のきっぷと同様に自動改札機に通して改札を抜け、新幹線に乗車できます。チケットレス乗車はできません。
WEB早特3は、指定された列車・座席以外の席には座れません。自由席に乗ることもできません。
WEB早特3で利用できるのは、山陽・九州新幹線を直通する「みずほ」「さくら」です。博多駅で「のぞみ」と九州新幹線を乗り継ぐ場合も利用できます。博多駅以外では乗り継げません。
大阪市内、神戸市内の在来線駅も利用できます。たとえば、天王寺駅で大阪環状線に乗り、大阪駅を経て新大阪駅で新幹線に乗り換えることができます。
六甲道駅でJR神戸線に乗り、三ノ宮駅で下車し、地下鉄で新神戸駅に行き新幹線に乗車することも可能です。この場合、地下鉄運賃は自己負担となります。
WEB早特3の途中下車・途中乗車
「WEB早特3」では、途中下車した場合は前途無効、途中乗車した場合はその駅までの区間は無効となり、返金しません。
区間外に乗り越す場合や、区間外から乗車する場合は、区間外の乗車区間の精算が必要です。
WEB早特3で乗り遅れた場合
「WEB早特3」は予約した列車のみ有効です。予約した列車に乗り遅れた場合、チケットは無効となります。後続列車の自由席には乗車できません。当日中の後続列車に乗る場合は、特急券を買い直せば乗車できます。(運賃部分は当日は有効)。
乗り遅れた場合、未使用で有効期間内(当日は有効期間)ならば、駅の窓口などで手続きすれば運賃相当額が戻ります。乗り遅れた場合は、すぐに駅窓口でおたずねください。
WEB早特3の変更・払戻方法
「WEB早特3」は、予約後、きっぷの受け取り前ならば出発時刻まで変更ができます。変更は「e5489」での手続きに限ります。きっぷの受け取り後の変更は一切できません。乗車列車を変更したい場合、いったん払い戻して買い直すことになります。
乗車列車を変更したい場合、いったん払い戻して買い直すことになります。
きっぷの受け取り後、変更のために新たなきっぷを窓口で買い直した場合、その場で払い戻せば、払い戻し手数料は不要です(e5489、JR西日本のみ)。
払い戻しについては、未使用で有効期間開始日前または有効期間内に限り、手数料を差し引いた額が払い戻し対象になります。
払戻手数料は列車出発2日前までが560円です。列車出発前日から出発時刻までは、片道乗車券220円と特急券が1枚につき発売額の30%(最低340円)の払戻手数料がかかります。
列車出発時刻後(乗り遅れ)は、当日中なら乗車券部分のみ払い戻しが受けられます。220円(きっぷの有効期間内に限る)の手数料がかかります。特急券部分は払いもどしがありません。
普通のきっぷに比べてとくに払戻手数料が高いわけではありません。
WEB早特3の払い戻しは、きっぷの受け取り前は購入した予約サイトで手続きすれば払い戻しできます。受け取り後は、JR西日本またはJR九州の主な駅の窓口で手続きできます。