特定特急料金

きっぷとルール運賃・料金

新幹線の「特定特急料金」についてご案内します。特定特急料金とは、通常の特急料金とは別に、特定の区間や列車について設定されている特急料金です。

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特定特急料金とは

「特定特急料金」とは、特定の区間や列車に対して、通常とは別に定められている特急料金です。

新幹線では、隣駅間などの短距離区間に、通常の自由席特急料金より安い特定特急料金が設定されています。

また、東北・北海道・山形・秋田新幹線の一部区間で、全車指定席の列車に座席を指定せず乗車する場合にも、特定特急料金が適用されます。

「特定特急料金」は料金の名称で、その料金で発売される特急券が「特定特急券」です。

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隣駅間などの特急料金が安い

新幹線の特定特急料金で、もっとも一般的なのが、隣駅間や、かつて隣駅だった区間に設定されているものです。

新幹線の自由席特急料金は、通常期の指定席特急料金から530円引きが基本です。しかし、隣駅間などの一部区間では、それよりさらに安い特定特急料金が設定されています。

たとえば、東海道新幹線では、営業キロ50km以下の対象区間の特定特急料金は870円、50kmを超える対象区間は990円となっています。

  • 東京~品川:870円
  • 東京~新横浜:870円
  • 品川~新横浜:870円
  • 静岡~掛川:870円
  • 静岡~浜松:990円

こうした区間では、特定特急券を購入することで、手軽な価格で普通車自由席を利用できます。

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特定特急料金の価格

短距離区間の特定特急料金は、JR会社や区間によって異なります。

主な基本額は以下の通りです。

  • 東海道新幹線・山陽新幹線:50km以下870円、50km超990円
  • 東北・上越・北陸新幹線など:50km以下880円、50km超1,000円
  • 北海道新幹線:50km以下1,330円、50km超1,520円

東京~大宮間は1,090円など、個別に料金が定められている区間もあります。

九州新幹線、西九州新幹線にも特定特急料金が設定されている区間があります。

「かつて隣駅だった区間」も対象

特定特急料金は、現在の隣接駅間のほか、新駅の開業によって隣駅ではなくなった区間にも設定されています。

代表的なのが東京~新横浜間です。現在は途中に品川駅がありますが、品川駅が開業するまでは東京と新横浜が隣駅だったため、現在も870円の特定特急料金が設定されています。

同様に、東海道新幹線の三島~静岡間は途中に新富士駅がありますが、特定特急料金の対象です。静岡~浜松間、豊橋~名古屋間などにも設定されています。

指定席では利用できない

短距離区間に設定されている特定特急料金は、普通車自由席を利用するときの料金です。

指定席を利用する場合は、特定特急料金ではなく、指定席特急料金が必要です。

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東北方面にも特定特急料金がある

東北・北海道・山形・秋田新幹線では、隣接駅間とは異なる形で特定特急料金が設定されいます。

「はやぶさ」「こまち」「つばさ」などは全車指定席ですが、一部区間では、座席を指定しない「特定特急券」で乗車できます。

主な区間は以下の通りです。

  • 東北・北海道新幹線:盛岡~新函館北斗間
  • 山形新幹線「つばさ」:福島~新庄間
  • 秋田新幹線「こまち」:盛岡~秋田間

これらの区間では、特定特急料金で特定特急券を購入し、普通車指定席の空いている席を利用できます。

座っている席の指定席券を持った人が乗ってきた場合は、別の空席に移ります。

東北・北海道方面の特定特急料金の計算方法

東北・北海道方面の全車指定席列車で特定特急券を利用するときの特定特急料金は、原則として、通常期の指定席特急料金から530円を引いた額です。

たとえば、通常期の指定席特急料金が3,000円の区間なら、特定特急料金は2,470円となります。

最繁忙期や繁忙期に乗車しても、特定特急料金に400円や200円が加算されることはありません。閑散期の200円引きもありません。通常期の指定席特急料金を基準に計算します。ただし、一部区間には、さらに安い特定特急料金が設定されています。

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「のぞみ」「みずほ」の自由席も特定特急料金

「特定特急料金」という名称は、短距離区間だけに使われるものではありません。

東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、山陽・九州新幹線の「みずほ」の自由席を利用するときの特急料金も、制度上は特定特急料金です。

「のぞみ」「みずほ」の指定席には列車別の加算額がありますが、自由席にはこの加算がありません。「ひかり」「さくら」「こだま」の自由席と同額の特急料金で利用できます。

この料金も、JRの規則では「特定特急料金」とされています。