新幹線の「のぞみ」「みずほ」の違いはなんですか？
「のぞみ」「みずほ」は列車種別の愛称です。「のぞみ」は東海道・山陽新幹線で一番速い列車、「みずほ」は山陽・九州新幹線で一番早い列車です。また、編成長や車両設備が異なります。
以下で詳しくご案内します。
走行区間が異なる
「のぞみ」と「みずほ」は、東海道・山陽・九州新幹線の列車種別の愛称です。
「のぞみ」は東海道・山陽新幹線（東京～新大阪～博多）を走ります。
「みずほ」は山陽・九州新幹線（新大阪～博多～鹿児島中央）を走ります。
つまり、走行区間が異なります。
どちらもそれぞれの区間で最速の列車種別です。走行区間が重複する新大阪～博多間は、両列車が同格の最速列車です。
停車駅の違い
山陽新幹線（新大阪～博多）では、「のぞみ」と「みずほ」が両方走ります。
停車駅は列車によって異なりますが、「のぞみ」「みずほ」の全列車が停まるのが、新大阪、新神戸、岡山、広島、小倉、博多です。
そのほか、列車によって、姫路、福山、徳山、新山口などにも停まる列車があります。
停車駅は、「のぞみ」「みずほ」で異なるというより、列車によって異なります。
なお、「のぞみ」「みずほ」の特急料金は同額で、指定席料金は「ひかり」や「さくら」に比べて割増料金が設定されています。
車両の違い
「のぞみ」と「みずほ」は車両が異なります。「のぞみ」は16両編成で、「みずほ」は8両編成です。
また、「のぞみ」は普通車が全車2列+3列シートなのに対し、「みずほ」は普通車の指定席が2列+2列シートです。つまり、「みずほ」の指定席のほうがゆったりしています。指定席料金は同じですから、山陽新幹線に乗るのなら、「みずほ」のほうが快適です。
ただし、自由席のシートは「のぞみ」も「みずほ」も同じ2列+3列シートです。
東海道・山陽・九州新幹線の列車の停車駅について、詳しくは「東海道新幹線の列車と停車駅のご案内」「山陽新幹線の列車と停車駅のご案内」をご覧ください。
