山陽新幹線の使用車両についてご案内するページです。現在、山陽新幹線では、N700S系、N700A系、N700系、700系、500系などが使われています。
山陽新幹線を走る車両
山陽新幹線では、「のぞみ」「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」の5つの列車種別があります。東海道新幹線に直通する「のぞみ」「ひかり」は全て16両編成で、N700S系かN700A系です。東海道新幹線に直通しない列車は8両編成が基本で、N700系と700系、500系です。
山陽新幹線の車両座席配置は、16両編成と8両編成で異なり、8両編成の普通車指定席は2列×2列シートになっています。グリーン車の有無や自由席の号車は、列車種別によって異なります。
N700S系(16両編成)
N700S系は、2020年にデビューした、東海道・山陽新幹線の第六世代の車両です。安全性、安定性、快適性、環境性能などが、N700系より改善しています。Wi-Fiを装備し、全席にコンセントを設置しています。2021年4月以降に登場した車両は、車いすスペースが6台分に拡大されています。全席禁煙です。最高速度は300km/hです。
N700系・N700A系(16両編成)
N700系は2007年にデビューした東海道・山陽新幹線の第五世代の車両です。その新型をN700A系といいます。Wi-Fiを装備し、コンセントはグリーン車の全座席と普通車の窓側(A・E席)・最前部・最後部の座席に設けられています。全席禁煙です。最高速度は300km/hです。
N700系(8両編成)
N700系のうち8両編成は、山陽・九州新幹線の新大阪〜博多〜鹿児島中央間を走ります。普通車指定席(4〜8号車)は「2列シート&2列シート」というゆったりした座席配置です。普通車自由席(1〜3号車)は3列×2列です。コンセントはグリーン車の全座席と普通車の窓側(A・E席)・最前部・最後部の座席に設けられています。全席禁煙です。最高速度は300km/hです。
700系レールスター(8両編成)
700系は1999年にデビューした東海道・山陽新幹線の第四世代の車両です。700系のうち、8両編成の車両は「レールスター」という愛称で親しまれています。普通車指定席(4〜8号車)は「2列シート&2列シート」というゆったりした座席配置です。自由席(1〜3号車)は3列×2列です。現在はおもに「こだま号」で運用されています。全席禁煙です。最高速度は285km/hです。
500系(8両編成)
500系は1997年にデビューした東海道・山陽新幹線の車両です。JR西日本の独自開発で、営業速度300km/hを国内で初めて実現しました。現在は「のぞみ」の運用からは外れていて、山陽新幹線の「こだま」で8両編成として運用されています。全席禁煙です。4〜6号車は「2列シート&2列シート」です。現在の最高速度は285km/hです。