新幹線の予約時に、自分の好みの席を任意に指定することはできるのでしょうか。できるとしたら、どのようにすればいいのでしょうか。
この答えはいくつかありますが、基本的に、予約時に好みの席を指定することは可能です。飛行機のようなシートマップで席を選ぶこともできます。
ここでは、新幹線で好みの席を指定する方法をご案内します。
新幹線の座席の種類
座席指定をする前に、新幹線の指定席にはどんな種類があるのか、確認しておきましょう。東京発着の新幹線の座席は、普通車指定席の場合、横2列+3列の、計5列です。A席が3列シートの窓側、B席が3列シートの中央、C席が3列シートの通路側、D席が2列シートの通路側、E席が2列シートの窓側です。
山陽・九州新幹線内のみを走る列車(みずほ、つばめ、さくら)は、普通車指定席でも横2列+2列の計4列です。その場合、A席とD席が窓側で、B席とC席が通路側です。
その他、荷物を自分の座席の後ろに置きたいなら最後列がいいでしょう。コンセントが必要なら、最前列か窓側です。ただし、最前列や窓側でも、コンセントのない車両がありますので、事前に確認してください。
より細かいシートマップは、JRのサイトで公開されています。また、市販の紙の時刻表でも確認することができます。
窓口で座席指定を依頼する
好みの座席を確保する方法として確実なのは、JRの駅の窓口で新幹線の指定券を買うときに、自分の座席の希望を係員に伝えることです。好みを伝えると、係員がそれに対応した席を探してくれて、空席があれば用意してくれます。シートマップが見たい場合は「座席表を見せてほしい」と伝えれば見せてくれます。
指定席券売機で座席を選ぶ
指定席券売機(自動券売機)では、シートマップから座席を指定することができます。ただし、自社路線以外の新幹線では選べないこともあります。
インターネット予約で座席を選ぶ
JR東海・JR西日本の「エクスプレス予約」「スマートEX」やJR西日本・四国の「e5489」、JR東日本・北海道の「えきねっと」「モバイルSuica特急券」、JR九州の「インターネット列車予約」では、ウェブサイトやスマートフォンできっぷを予約できます。これらのインターネット予約サービスでも、シートマップを使って希望の席を選ぶことができます。
自由席で好きな席に座る
指定席で好きな席が予約できなかった場合は、自由席に乗りましょう。自由席なら、始発駅で早めに並びさえすれば、自分の好みの席に座ることができます。