「みずほ」「さくら」の違いは何ですか?

よくある質問列車

 

新幹線の「みずほ」「さくら」の違いはなんですか?

「みずほ」「さくら」は、山陽・九州新幹線の列車種別の愛称です。一番速い列車が「みずほ」、次が「さくら」です。そのほかに、「のぞみ」「ひかり」「こだま」「つばさ」もあります。

以下で詳しくご案内します。

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停車駅と所要時間が異なる

「みずほ」「さくら」は、山陽・九州新幹線の列車種別の愛称です。山陽・九州新幹線は新大阪~博多~鹿児島中央間の路線で「みずほ」「さくら」は、その列車名です。

山陽・九州新幹線の列車名は込み入っていますが、簡単に整理すると以下のようになります。

・「のぞみ」…東京~博多の最速達列車(16両編成)
・「みずほ」…新大阪~鹿児島中央の最速達列車(8両編成)
・「さくら」…新大阪~鹿児島中央の速達列車(8両編成)
・「ひかり」…新大阪~博多の速達列車(8両編成)、または、東京~岡山の速達列車(16両編成)
・「こだま」…東京~新大阪~博多の各駅停車(8両編成)
・「つばめ」…博多~鹿児島中央の各駅停車(6両または8両編成)
※列車により、運行区間が異なる場合があります。

これらの列車の大きな違いは、停車駅と所要時間です。

「のぞみ」「みずほ」はもっとも速いタイプの列車で、新大阪~博多を約2時間半で結びます。途中停車駅は新神戸、岡山、広島、小倉が基本で、そのほかに、姫路や福山、新山口などに停車する列車もあります。

「さくら」は、「のぞみ」「みずほ」より停車駅が多く、所要時間もかかります。新大阪~博多を約2時間40分で結びます。途中停車駅は、新神戸、岡山、福山、広島、新山口、小倉などで、列車により停車駅が異なります。

「ひかり」は、山陽新幹線内は「さくら」と同格の列車ですが、九州新幹線には乗り入れません。

「つばめ」は、九州新幹線内(博多~鹿児島)だけを走る各駅停車の列車です。九州新幹線の全駅に停まります。「こだま」は、東京~新大阪~博多間の各駅停車です。

N700山陽新幹線

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特急料金の違い

山陽新幹線の特急料金は、「のぞみ」「みずほ」と「さくら」「ひかり」「こだま」とで異なります。

「のぞみ」「みずほ」の指定席特急料金は、「さくら」「ひかり」「こだま」よりも高くなります。

自由席特急料金は、全列車同額です。したがって、自由席を利用するなら、山陽・九州新幹線の特急料金は、同一区間なら、どの列車でも同じです。

なお、九州新幹線内は、列車にかかわらず、指定席も自由席も特急料金は同額です。

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車両は同じ

「みずほ」と「さくら」は、ともに8両編成の車両を使っていて、基本的に使用車両は同じです。

これに対し、「のぞみ」は16両編成です。

「ひかり」は、東海道新幹線に直通する列車は16両編成で、直通しない列車(山陽新幹線内のみの列車)は8両編成です。

山陽・九州新幹線の列車の停車駅について、詳しくは「山陽新幹線の列車と停車駅のご案内」をご覧ください。

山陽新幹線の列車と停車駅
山陽新幹線は、新大阪~博多間を結ぶ路線です。列車種別と停車駅などをご案内します。