新幹線の自由席券を買ったのですが、混雑しそうなので指定席に変更したいです。可能でしょうか。
自由席券から指定席券への変更は可能です。変更時には料金の差額が必要です。
以下で詳しくご案内します。
乗車前の変更
新幹線の自由席券を、同じ列車に乗るため指定席へ変更することは可能です。列車の乗車前に変更するのが原則です。
変更には、指定席と自由席の差額が必要です。差額は閑散期330円、通常期530円で、繁忙期730円、最繁忙期930円です。「のぞみ」「みずほ」は、このほかに、指定席のみ加算料金がかかります。
変更は、列車の乗車前に、駅の窓口や券売機でおこなえます。インターネットで予約したきっぷの場合は、きっぷの受け取り前ならネットで変更ができます。
車内での変更
乗車後、自由席が空いていなかった場合に指定席に変更したい場合は、車掌に申し出れば可能な場合があります。
その場合は、自由席券と指定席券の差額を支払い、車掌が指定する空席に座ります。
実際には、車内が混雑している場合、自由席から指定席への変更について、車掌は許可しない場合が多いです。指定席に空席があっても、たいていは予約済み（販売済み）で、途中駅からの乗車が予定されているからです。
勝手には座ってはいけない
旅客が指定席に空席を見つけても、車掌に断りなく、勝手に座ることはできません。その空席が終点（降車駅）まで空席とは限らないので、実際に指定席券を持った人が現れた場合に、混乱を招くためです。
指定席券の変更について詳しくは、「新幹線の予約変更のご案内」をご覧ください。