学割を申請するとき「使用目的」はどう書くの?

よくある質問割引

 

学割証を申請するときに、使用目的や申請理由を書く欄がありますが、どう記入すればいいのでしょうか?

学割証には使用目的が定められており、たんなる旅行では発行が認められません。学校が認めた教育活動や保護者の旅行への随行に当てはまるように記入してください。

以下で詳しくご案内します。

PR

学割申請には「使用目的」が必要

新幹線に学割で乗るには学生・生徒旅客運賃割引証(学割証)が必要です。学割証は学生・生徒が自分の通う学校に申請すれば取得できます。

学校によりますが、最近は、学校内の証明書自動発行機で申請を受け付けていることが多いです。自動発行機のない学校では、学生課などの窓口で申請を受け付けています。

学割証を申請する際、自動発行機では、「使用目的」を選ぶ画面があります。また、窓口で申請する場合は、申請理由を申請書に書かなければならない場合があります。こうした「使用目的」「申請理由」についてどう選んだり、書いたりすればいいのか、頭を痛める人も多いようです。

旅行女子

PR

「使用目的」「申請理由」はどう書く?

学割証は学生の経済的負担を軽減し、学校教育の振興に寄与することを目的としたものです。そのため、使用目的の範囲は限定されていて、たんなる学生の遊びの旅行に使うことはできない、という建前があります。したがって、認められるには相応の理由が必要です。

日本学生支援機構によると、使用目的は以下のように例示されています。

(1) 休暇、所用による帰省
(2) 実験実習並びに通信による教育を行う学校の面接授業及び試験などの正課の教育活動
(3) 学校が認めた特別教育活動又は体育・文化に関する正課外の教育活動
(4) 就職又は進学のための受験等
(5) 学校が修学上適当と認めた見学又は行事への参加
(6) 傷病の治療その他修学上支障となる問題の処理
(7) 保護者の旅行への随行

学校行事と関係あるものなら、(2)(3)(5)のいずれかに関係するので、それらを目的・理由とすればいいでしょう。学校行事と直接関係ない旅行の場合は、(1)の「帰省」か、(7)の「保護者の旅行への随行」として申請するのがいいでしょう。

自動発行機では、これらのいずれかをタッチパネルで選択する形になっていることが多いです。

なお、学割証は申請するときに理由は必要ですが、JRで新幹線のきっぷを購入するときに理由などを述べる必要はありません。

学割の使い方などについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。

新幹線の学生割引
新幹線の学生割引(学割)は、運賃が2割引になります。