
新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いはなんですか?

「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、東海道・山陽新幹線の列車種別の愛称です。一番速い列車が「のぞみ」、次が「ひかり」、各駅停車が「こだま」です。
以下で詳しくご案内します。
停車駅と所要時間が異なる
「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、東海道・山陽新幹線の列車種別の愛称です。東海道・山陽新幹線は東京~新大阪~博多間の路線で、その列車名が「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種あります。
3つの列車の違いは、停車駅と所要時間です。
「のぞみ」はもっとも速いタイプの列車で、東京~新大阪を約2時間半で結びます。途中停車駅は品川、新横浜、名古屋、京都です。
次に速いのが「ひかり」で、東京~新大阪を約3時間で結びます。「のぞみ」の停車駅に加えて、静岡、浜松、岐阜羽島、米原などに停まります。停車駅は列車により異なります。
「こだま」は各駅停車です。東海道・山陽新幹線の全駅に停まります。東京~新大阪間を約4時間で結びます。
車両や座席、編成は3列車ともほぼ同じです。
特急料金の違い
特急料金は、「のぞみ」と「ひかり」「こだま」とで異なります。
「のぞみ」の指定席特急料金は、「ひかり」「こだま」よりも高くなります。自由席特急料金は同額です。
したがって、自由席を利用するなら、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の特急料金は、同一区間なら同額です。
東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の停車駅について、詳しくは「東海道新幹線の列車と停車駅のご案内」をご覧ください。

山陽新幹線では
山陽新幹線区間では、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の役割が少し異なります。
「のぞみ」は、東京に直通する最速達列車です。「ひかり」は、主に岡山から東京に直通する列車です。岡山~新大阪間は各駅停車です。
そのほか、一部の新大阪~博多間の列車も「ひかり」となります。
「こだま」は、山陽新幹線内でも各駅停車の列車です。ただし、新大阪発着の列車は少なく、おもに岡山~博多間の運転です。
山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の停車駅について、詳しくは「山陽新幹線の列車と停車駅のご案内」をご覧ください。
