「スマートEXサービス」についてご案内します。東海道・山陽・九州新幹線のネット予約「スマートEX」の基本商品です。国内向けサービスのほか、訪日外国人旅行者向けの海外サービスでも利用できます。
スマートEXサービスとは
「スマートEXサービス」は、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約「スマートEX」の基本商品です。年会費は無料です。
東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」「みずほ」「ひかり」「さくら」「こだま」「つばめ」で利用できます。乗車券と特急券の効力が一体となった新幹線専用商品で、普通車指定席、普通車自由席、グリーン車を利用できます。
こども用の設定もあります。学割など、ほかの割引との併用はできません。
乗車日の1年前5時30分から、乗車日当日の列車出発時刻4分前まで購入できます。1年前から1か月前までに予約できる座席には限りがあり、列車番号や座席番号は乗車日の1か月前に確定します。

国内向けと海外向け
スマートEXには、日本国内向けのサービスと、訪日外国人旅行者向けの海外サービスがあります。海外向けサービスは、日本に到着する前から予約できます。
基本商品はいずれも「スマートEXサービス(smartEX Service)」ですが、乗車方法に違いがあります。
国内向けサービスでは、交通系ICカードで乗車するか、紙のきっぷを受け取って乗車します。
海外向けサービスでは、QRチケット、交通系ICカード、紙のきっぷを利用できます。QRチケットはスマートフォンなどに表示するほか、印刷して利用することもできます。
スマートEXサービスの価格
スマートEXサービスの主要区間の価格は以下の通りです。「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席を通常期に利用する場合の大人片道価格です。
| 区間例 | 価格 | |
|---|---|---|
| 東京・品川 | ⇔名古屋 | 11,100円 |
| ⇔京都 | 13,970円 | |
| ⇔新大阪 | 14,520円 | |
| ⇔新神戸 | 15,290円 | |
| ⇔岡山 | 17,570円 | |
| ⇔広島 | 19,560円 | |
| 名古屋 | ⇔京都 | 5,710円 |
| ⇔新大阪 | 6,480円 | |
| ⇔広島 | 14,610円 | |
| ⇔博多 | 19,110円 | |
| 新大阪 | ⇔広島 | 10,750円 |
| ⇔博多 | 15,820円 | |
| 博多 | ⇔熊本 | 5,640円 |
| ⇔鹿児島中央 | 11,750円 | |
※普通車指定席・通常期の価格です。
※上記区間以外にも、東海道・山陽・九州新幹線の各駅間に設定があります。
※博多~鹿児島中央間では、「みずほ」「さくら」「つばめ」は同額です。
普通車指定席は、通常の紙のきっぷより200円安く設定されています。通常期のほか、閑散期、繁忙期、最繁忙期の価格があります。
国内向けスマートEXの使い方
国内向けのスマートEXを利用するには、会員登録が必要です。年会費は無料です。
予約はスマートEXのウェブサイトやEXアプリで行います。交通系ICカードを予約に指定しておけば、新幹線改札機にタッチして乗車できます。
新幹線代金は予約時にクレジットカードで決済します。交通系ICカードの残額から新幹線代金が引き落とされるわけではありません。
複数人でチケットレス乗車する場合は、予約した全員について、それぞれ交通系ICカードを指定します。指定されていない座席がある場合は、全員分の紙のきっぷを受け取って乗車します。
紙のきっぷは、指定席券売機などで「受取コード」を使って受け取ることができます。
利用できる交通系ICカード
スマートEXでは、全国相互利用対象の交通系ICカードを登録して利用できます。
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA
モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルICOCAなども利用できます。
海外向けSmart EXの使い方
訪日外国人旅行者向けのSmart EXでは、日本に到着する前から東海道・山陽・九州新幹線を予約できます。年会費は無料です。
海外向けのSmart EXでは、通常の「smartEX Service」でもQRチケットを利用できます。交通系ICカードを持っていない旅行者でも、QRチケットで新幹線に乗車できます。
QRチケットは予約後に表示します。1席につき1つのQRチケットが発行され、印刷したQRチケットを利用することもできます。iPhoneではApple Walletに追加することもできます。
QRチケットは、「QR」マークのある新幹線改札機にかざして利用します。入場時だけでなく、降車時にも同じQRチケットが必要です。
海外向けSmart EXでは交通系ICカードも利用できます。紙のきっぷによる乗車もできますが、海外向けサービスでは紙のきっぷによる乗車を2027年3月末で終了する予定です。その後は交通系ICカードまたはQRチケットを利用します。
国内向けのQRチケット
国内向けの通常の「スマートEXサービス」では、QRチケットを使って新幹線改札を通ることはできません。交通系ICカードを利用するか、紙のきっぷを受け取って乗車します。
ただし、国内向けサービスでも、「EX旅パック」の旅行商品ではQRチケットを利用できます。
また、スマートEXで紙のきっぷを受け取る際には「受取コード」を使用します。受取コードは、QRコードと16桁の英数字で表示されます。これは紙のきっぷを受け取るためのコードで、新幹線改札を通るためのQRチケットとは別のものです。
スマートEXサービスの注意点
スマートEXサービスは、通常の紙のきっぷとは利用できる範囲が異なります。
新幹線駅相互間のみ有効
スマートEXサービスは、乗車券と特急券の効力が一体となった新幹線専用商品です。
「東京都区内」「大阪市内」などの特定都区市内制度は適用されません。たとえば東京~新大阪を利用する場合、新宿~東京、大阪~新大阪などの在来線運賃は別途必要です。
在来線を乗り継ぐ場合は、通常の紙のきっぷより総額が高くなることもあります。
途中下車はできない
途中駅で下車した場合、その先の区間は無効になります。残りの区間を再度利用することはできません。
スマートEXで買える割引商品
スマートEXでは、基本商品の「スマートEXサービス」のほか、早期購入型の割引商品があります。
EX早特1
「EX早特1」は、乗車日前日まで購入できる割引商品です。「ひかり」「こだま」の普通車自由席などに設定されています。区間・席数に限りがあります。
EX早特3
「EX早特3」は、乗車日の3日前まで購入できる割引商品です。区間・列車・設備・席数に限りがあります。
EX早特7
「EX早特7」は、乗車日の7日前まで購入できる割引商品です。区間・列車・設備・席数に限りがあります。
EX早特21
「EX早特21」は、乗車日の21日前まで購入できる割引商品です。区間・列車・設備・席数に限りがあります。
EXファミリー早特7
「EXファミリー早特7」は、東海道新幹線の「ひかり」「こだま」を2人以上で利用する場合に購入できる割引商品です。乗車日の7日前まで購入できます。

EX U22割
「EX U22割」は、乗車日時点で18歳以上22歳以下の人を対象とした割引商品です。利用にはEXアプリでマイナンバーカードを読み取り、登録情報を連携する必要があります。

EX 65+割
「EX 65+割」は、乗車日時点で65歳以上の人を対象とした割引商品です。利用にはEXアプリでマイナンバーカードを読み取り、登録情報を連携する必要があります。

スマートEXサービスで購入した予約の変更
スマートEXサービスは、新幹線改札に入場する前、または紙のきっぷを受け取る前で、予約した列車の発車時刻前であれば、手数料なしで何度でも変更できます。
海外向けサービスでQRチケットを利用する場合も、QRチケットで改札に入場する前なら変更できます。
変更先として指定できるのは、発車時刻の4分前までの列車です。変更できる乗車日は、当初購入時の乗車日から3か月以内です。
紙のきっぷを受け取った後は、インターネット上で変更できません。
スマートEXサービスの払い戻し
新幹線改札に入場する前、または紙のきっぷを受け取る前で、予約列車の発車時刻前であれば、スマートEXから払い戻しできます。
海外向けサービスでQRチケットを利用する場合も、QRチケットで改札に入場する前なら払い戻しできます。
予約列車の発車時刻前の払戻手数料は、1人につき320円です。
普通車指定席やグリーン車で予約列車の発車時刻を過ぎた場合は、自分で払い戻し操作はできません。乗車日の翌日以降に、区間ごとの「特定額」を差し引いて自動的に払い戻されます。
普通車自由席は、予約列車の発車時刻後も払戻手数料320円です。
紙のきっぷを受け取った後は、乗車日当日までにJR東海・JR西日本・JR九州の主な駅の窓口で払い戻します。
スマートEXサービスで乗り遅れた場合
スマートEXサービスで予約した列車に乗り遅れた場合、同じ日の同一区間であれば、後続の新幹線の普通車自由席を利用できます。
「EX早特」などの割引商品は、商品によって乗り遅れた場合の取り扱いが異なります。各商品の利用条件を確認してください。