自由席のサービスと車内設備

列車のご案内座席

新幹線の自由席(普通車自由席)のサービスと車内設備をご案内するページです。

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普通車自由席の設備とサービス

自由席は、新幹線でもっとも気軽に乗れる座席です。正式には「普通車自由席」といいますが、「自由席」と省略して呼ぶことが多いです。

自由席は、普通車のうち座席指定のない車両で、ほとんどの新幹線列車に設置されています。ただし、東北新幹線「はやぶさ」、秋田新幹線「こまち」、北陸新幹線「かがやき」には自由席はありません。東海道新幹線「のぞみ」も、3大ピーク時期(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆)に自由席はありません。

また、新幹線では自由席は普通車にのみ設置されていて、グリーン車には自由席はありません。

普通車指定席と普通車自由席は、基本的には同じシートです。ただし、山陽・九州新幹線では、指定席が自由席よりゆったりしたシートになっている場合もあります。

自由席の車両では、自由席特急券を持っていれば、好きな席に座ることができます。

普通席

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普通車自由席の車両

普通車自由席車両(号車)は、列車によって異なります。

普通車自由席車両(号車)は、列車によって異なります。たとえば、東海道・山陽新幹線の「のぞみ号」では、1号車〜3号車が普通車自由席です。同じ東海道新幹線でも「ひかり号」では、1〜5号車が普通車自由席ですし、「こだま号」は、1〜8、13〜15号車が普通車自由席です(13〜15号車は指定席の場合あり)。

このように、列車種別によって自由席車両は異なりますし、同じ列車種別でも、混雑の度合いに応じて自由席車両が変わることもあります。

普通車自由席の座席

普通車自由席の座席配置は3人掛け+2人掛けの5席が並びます。1車両の定員は100席ほどです(JR東海2号車)。シートピッチは1,040mm、座席幅は440mmが標準です(JR東海N700系)。

JR東日本の新幹線では、普通車自由席のシートピッチは980mmが標準です。ただし、最近の車両では1,040mmのものも出てきています(E5系、E7系)。全体的には、JR東海、西日本などに比べると、シートピッチが狭いことがあります。

いずれの車両でも、普通車のリクライニング角度は20度程度で、フットレスト、レッグレスト、読書灯などはありません。

普通席

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普通車自由席のサービス

普通車自由席には、車内で特別なサービスはありません。毛布などのアメニティもありません。車内販売は長距離列車を中心に実施されています。

自由席と指定席の違い

新幹線の自由席は、席が空いていれば自由に座ることができる車両です。指定席の場合は、指定された席に座ることができる車両です。

指定席と自由席の車両・スペースは完全に分かれています。自由席券を持った人は指定席の車両で座ることも立つこともできません。

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自由席料金

自由席の価格は、通常期の指定席特急料金から530円を引いた金額です。自由席券の値段は1年間を通じて同じで、閑散期や繁忙期による違いはありません。