「JRE BANK優待割引」は、JR東日本の運賃・料金が4割引になる制度です。JRE BANKの口座を保有し、資産残高などの条件を満たすと「JRE BANK優待割引券」を受け取れます。
新幹線では、東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線が割引対象になります。JRE BANK優待割引券で新幹線に乗る方法について、わかりやすくご案内します。
JRE BANK優待割引券とは
「JRE BANK優待割引券」は、JRE BANKの利用者に提供されるJR東日本の優待券です。1枚につき、JR東日本営業路線内の片道の運賃・料金が4割引になります。
新幹線では、JR東日本エリアの東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線で利用できます。割引率はJR東日本の株主優待割引と同じ4割引です。
利用できない時期はありません。有効期限内であれば、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始にも利用できます。

JRE BANK優待割引の対象
割引対象となるのはJR東日本エリアに限られます。東北新幹線は東京~新青森間、北陸新幹線は東京~上越妙高間が対象です。
北海道新幹線の新青森以北と、北陸新幹線の上越妙高以西はJR東日本の営業路線ではないため、JRE BANK優待割引の対象外です。
グランクラスを利用する場合、グランクラス料金や特急料金はJRE BANK優待割引の対象になりません。割引されるのは運賃部分だけです。
JRE BANK優待割引券の発行基準
JRE BANK優待割引券を受け取るには、JRE BANK口座を保有し、JRE POINTリンク登録を済ませていることが基本条件です。
判定日は毎年6月25日と12月25日です。判定日時点の資産残高と、ビューカード利用代金の引き落とし、給与・賞与・年金の受け取り状況に応じて、優待割引券が進呈されます。
| 資産残高 | ビューカード引落 | 給与等受取 | 両方 |
|---|---|---|---|
| 50万円以上 | 1枚 | 2枚 | 3枚 |
| 300万円以上 | 2枚 | 3枚 | 5枚 |
判定は年2回なので、300万円以上の資産残高があり、ビューカード利用代金の引き落としと給与等の受け取りの両方を満たせば、最大で年間10枚を受け取れます。
16~24歳の場合は特例があり、通常の条件を満たさなくても、判定日時点の資産残高が20万円以上あれば1枚が進呈されます。
資産残高とは
優待割引券の判定に使う「資産残高」には、JRE BANKの普通預金や定期預金のほか、外貨預金なども含まれます。
ビューカード利用代金の引き落としは、前回の判定日の翌日から今回の判定日までに1回以上あることが条件です。給与・賞与・年金についても、同じ期間に1回以上の受け取りが必要です。
JRE BANK優待割引券の有効期限
JRE BANK優待割引券の有効期限は、特典進呈月を含む6か月後の末日までです。実際の期限は、進呈された優待割引券に表示されます。
有効期限は乗車日ではなく、きっぷの「購入日」が基準です。有効期限内にきっぷを購入すれば、乗車日が優待割引券の有効期限後になっても利用できます。
JRE BANK優待割引券の購入方法
JRE BANK優待割引券を使ったきっぷは「えきねっと」で申し込みます。優待割引券に記載されている割引券番号とパスワードを使用します。
新幹線では、「新幹線eチケット(JRE BANK優待割)」を利用するのが簡単です。予約した新幹線eチケットにSuicaなどの交通系ICカードを登録すれば、紙のきっぷを受け取らずに新幹線に乗車できます。
紙のきっぷとして申し込み、JR東日本の指定席券売機などで受け取ることもできます。
「えきねっとQチケ」にJRE BANK優待割引を適用することもできます。
新幹線eチケットで利用する方法
えきねっとで列車を検索する際に、「JRE BANK優待」または「株主優待/JRE BANK優待」を選択します。
希望する列車を選び、「新幹線eチケット(JRE BANK優待割)」を申し込みます。普通車自由席、普通車指定席、グリーン車を利用できます。
発売は乗車日の1か月前の午前10時からです。指定席は「えきねっと事前受付」も利用できます。
予約後に交通系ICカードを登録しておけば、乗車当日は新幹線改札機にICカードをタッチして乗車できます。
他の割引とは併用できない
JRE BANK優待割引は、学生割引、大人の休日倶楽部など、ほかの割引とは重複して適用できません。
「新幹線eチケット(トクだ値)」など、すでに割引されている商品にもJRE BANK優待割引を追加することはできません。
払い戻しの注意点
JRE BANK優待割引券を使って購入したきっぷを払い戻した場合、原則として使用した優待割引券は再利用できません。えきねっと上で払い戻した場合も同様です。
列車の運休や遅延などJR側の事情による払い戻しでは、所定の手続きをすることで優待割引券を利用可能な状態に戻せる場合があります。その際に優待割引券の提示が必要になるため、旅行中もJRE BANKアプリなどで割引券を表示できるようにしておきましょう。