旅行会社のツアーで新幹線とホテルのセットプランを申し込んだところ、新幹線チケットに大きく「契」の文字が印字され、「乗車票」と書かれています。普通のきっぷとどう違うのでしょうか？
「契」の文字が書かれているチケットは「契約乗車票」と呼ばれるものです。旅行会社のツアーで新幹線のプランを申し込むと、新幹線チケットとして渡されます。正規運賃・料金で購入したチケットと使用ルールが異なります。
以下で、詳細についてご説明します。
契約乗車票とは
旅行会社で新幹線利用プランを購入すると、新幹線の時刻と座席が印字された「乗車票」を渡されます。これが「契約乗車票」で、左上に「契」と大きく書かれています。
乗車票にも種類があり、たとえば旅行会社のパッケージツアーなら「（契）乗車票」、「ぷらっとこだま」なら、「こだま乗車票」などと書かれています。
契約乗車票は印字された区間・時刻の列車に乗ることができるチケットで、それ以外の区間・列車に乗ることはできません。
通常のきっぷと異なる点
駅の窓口で買った通常のきっぷは、一定の制限内で列車や座席の変更ができますが、乗車票は変更が一切できません。
また、通常のきっぷは、指定の列車に乗り遅れたら後続列車の自由席に乗れますが、このルールはツアーの乗車票に適用されないことがあります。
乗車票指定の列車に乗り遅れた場合、後発の列車の自由席に乗れないルールになっていることが多いです。
定められた駅以外での乗車、下車もできません。途中下車だけでなく、途中駅からの乗車も不可となっている場合があります。
ただし、乗車票のルールは、利用するツアーにより異なります。ツアーによっては、乗り遅れた際に後続列車の自由席に乗れる乗車票もありますし、途中駅での乗降を認めているプランもあります。
ツアー商品を購入する際にご確認ください。
契約乗車票について詳しくは、「旅行会社で購入したきっぷ類のルール」の項目をご覧ください。
