きっぷの「都区内」「市内」はどういう意味？

新幹線のきっぷに「東京（都区内）→名古屋（市内）」と書かれています。「都区内」や「市内」とはどういう意味でしょうか？

文字通り、東京23区内のどの駅からも乗車でき、名古屋市内のどの駅でも降りられる、という意味です。ただ、使用には細かいルールがあります。

以下で、詳細についてご説明します。

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都区内、市内、山手線内

JRのきっぷの「東京都区内」とは、文字通り東京23区内を指します。「名古屋市内」とは、文字通り名古屋市内の駅を指します。これらが表示されているきっぷは、都区内や市内のどの駅でも利用できます。

こうした「市内」「都区内」エリアは、全国の主要都市に設定されています。札幌、仙台、東京23区、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡の各市です。

これらの都市では、きっぷに表示されている範囲の駅ならどこからでも乗り降りできます。ただし、その範囲内で途中下車はできません。

東京に関しては、「東京山手線内」というきっぷもあり、これは山手線内（中央線を含む）のJRの駅を指します。

購入したきっぷが「都区内」「市内」発着になるか、「山手線内」発着になるかの指定にはルールがあります。

東京発着のきっぷのうち、距離が201km以上になると「都区内」の扱いになります。同様に、大阪や福岡発着のきっぷのうち、距離が201km以上の場合は「市内」となります。

東京発着で、距離が101kmから200kmまでのきっぷが「山手線内」になります。

これらの条件に当てはまらない場合は、個別駅の発着になります。「東京→新横浜」や「新大阪→西明石」など、一つの駅だけを指定したきっぷとなり、他の都区内駅や市内駅は利用できません。

都区内駅や市内駅の範囲など、詳しくは、『新幹線の「都区内」「市内」「山手線内」の範囲とルール』の項目をご覧ください。