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IC早特の買い方、使い方

「IC早特」は2017年9月に販売終了となりました。後継商品として「EX早特」が設定されています。以下の情報は販売終了前の情報です。

「IC早特」は、「EX-ICサービス」の早期割引チケットです。EX-ICサービスについては、「EX-ICサービス」の項目をご覧ください。

IC早特の購入期限は乗車日の3日前までです。IC早特を利用するには、JR東海のインターネット予約「エクスプレス予約」の会員(有料)になり、会員専用のEX-ICカードが必要です。会員以外の方は、IC早特は購入できません。

IC早特が利用できるのは、東海道新幹線と山陽新幹線です。片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっています。

ここでは、IC早特の買い方、使い方をわかりやすく説明しましょう。

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IC早特とは?

IC早特は、東海道新幹線、山陽新幹線の各列車の指定席が利用できるチケットレスサービスです。きっぷの種類としては片道タイプです。購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車日3日前の23時30分までです。

IC早特には、子供料金の設定はありません。学割もありません。JR東海のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」専用の商品です。駅での発売はありません。

IC早特の値段

IC早特は、利用区間や列車によって区分があります。主要区間の値段(片道)は以下の通りです。

■IC早特(タイプA)

【東海道・山陽新幹線にまたがって乗車する長距離タイプ、山陽新幹線完結の長距離タイプ】
主な区間:東京・品川・新横浜←→西明石・姫路・岡山・福山・広島・博多など、新大阪・新神戸←→小倉・博多
対象列車:終日の「のぞみ」「ひかり」「こだま」
対象設備:普通車指定席・グリーン車・グリーン特典

  • 東京〜岡山 14,400円
  • 東京〜広島 15,490円
  • 東京〜小倉 19,290円
  • 東京〜博多 19,850円
  • 新大阪・新神戸〜小倉・博多 11,780円

■IC早特(タイプB)

【東海道新幹線(新神戸含む)の朝6時台に出発する「のぞみ」と終日の「ひかり」に乗車可能なタイプ】
主な区間:東京・品川・新横浜⇔名古屋・京都・新大阪・新神戸
対象列車:乗車駅を朝6時台に発車する「のぞみ」、終日の「ひかり」
対象設備:普通車指定席・グリーン車・グリーン特典

  • 東京〜名古屋 9,770円
  • 東京〜京都 11,800円
  • 東京〜新大阪 12,340円
  • 東京〜新神戸 12,650円

■IC早特(タイプ21)

【東海道・山陽新幹線の乗車駅を朝6時台と11時~15時台に出発する「のぞみ」に乗車可能なタイプ】
21日前までの予約が必要
主な区間:東京・品川・新横浜⇔名古屋・京都・新大阪・新神戸
対象列車:乗車駅を朝6時台と11時~15時台に発車する「のぞみ」
対象設備:普通車指定席

  • 東京〜名古屋 8,800円
  • 東京〜京都 10,800円
  • 東京〜新大阪 11,000円
  • 東京〜新神戸 11,400円
  • 東京〜岡山 13,000円
  • 東京〜広島 14,000円
  • 東京〜新山口 14,800円

※値段は変更されることがあります。予約時には最新情報でお確かめください。
※上記区間以外にも設定があります。

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IC早特の注意点

IC早特はサービスは、紙のきっぷとルールが異なります。また、早特ならではの制限もあります。利用時には以下の点に注意してください。

新幹線駅相互間でしか利用できない
「東京駅・品川駅〜新大阪駅」は利用できますが、新宿駅や大阪駅は利用できません。こうした駅は在来線の駅なので、利用するには新幹線駅から(まで)の運賃が別に必要です。
乗り継ぎ割引は適用されない
在来線特急への乗り継ぎ割引は適用されません。
往復割引は適用されない
片道601km以上であっても、往復割引は適用されません。
座席数に制限がある
IC早特向けの座席は限定です。
乗り遅れても後続列車の自由席は利用できない
予約列車の予約座席に限り、有効です。他の列車や同じ列車の自由席などは利用できません。乗り遅れた場合に後続列車の自由席に乗ることもできません。他の列車の自由席にもご乗車になれません。

IC早特の使い方

IC早特は、出発日の1ヶ月前〜3日前の23時30分までに、インターネットの「エクスプレス予約」で予約・購入します。

IC早特は片道乗車券と特急券がセットで発売されます。IC早特では、従来の紙の乗車券・特急券に代わって、エクスプレス予約の会員に配布される専用のICカード「EX-ICカード」を使って改札口を抜けます。EX-ICカードを自動改札機にかざすだけで、改札を通り抜けることができます。

ICカードの代わりに、モバイルSuicaを使うこともできます。事前に申し込んでおけば、モバイルSuicaを使って携帯電話で新幹線にも乗ることができます。

IC早特の変更・払戻方法

IC早特は、予約後、乗車日の3日前23時30分までなら、何度でも変更できます。変更はエキスプレス予約上に限ります。ただし、変更先にIC早特での空席がなければ、通常のEX-ICサービスでの予約になり、差額が必要です。

乗車日の2日前から列車出発4分前までは、通常のEX-ICサービスでの変更予約になり、差額が必要です。

列車出発時刻3分前以降の変更は一切できません。

払い戻しについては、EX-ICカードでの改札入場前であれば、エクスプレス予約画面上で行うことができます。列車発車時刻前までの払戻手数料は、座席1席につき310円です。

列車発車時刻後は、特定額の払い戻し手数料が発生します。この「特定額」は区間によって異なり、たとえばタイプB普通車指定席で東京〜新大阪間は3,790円です。列車出発後は発売価格から特定額を引いた金額が払い戻されます。

予約したEX-ICサービスを利用しなかった場合は、「列車発車時刻経過後に払いもどしをした」ものとみなして、乗車日の翌日付で、「特定額」を引いた金額が自動的に払い戻されます。



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