「IC早特（プラスEX）」の買い方、使い方

プラスEXは、エクスプレス予約の「EX-ICサービス」に、2017年9月2日に統合されました。以下の情報は、統合前の内容です。
「EX-ICサービス」については、こちらをご覧ください。
→「EX-ICサービス」

「IC早特（プラスEX）」は、「ICサービス（プラスEX）」の早期割引チケットです。ICサービス（プラスEX）については、「ICサービス（プラスEX）」の項目をご覧ください。

IC早特（プラスEX）の購入期限は乗車日の3日前までです。IC早特（プラスEX）を利用するには、JR東海のインターネット予約「プラスEX」の会員（有料）になり、会員専用のICカード（プラスEXカード）が必要です。会員以外の方は、IC早特（プラスEX）は購入できません。

IC早特（プラスEX）が利用できるのは、東海道新幹線のみです。片道の「乗車券＋指定席特急券」がセットになっています。

ここでは、IC早特（プラスEX）の買い方、使い方をわかりやすく説明しましょう。なお、「ICサービス（プラスEX）」と表示されることもありますが、同じ内容です。

IC早特（プラスEX）は、東海道新幹線の各列車の指定席が利用できるチケットレスサービスです。きっぷの種類としては片道タイプです。購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車日3日前の23時30分までです。

IC早特（プラスEX）には、子供料金の設定はありません。学割もありません。JR東海のインターネット予約サービス「プラスEX」専用の商品です。駅での発売はありません。

IC早特（プラスEX）の値段（片道）は以下の通りです。

※値段は変更されることがあります。予約時には最新情報でお確かめください。

IC早特（プラスEX）はサービスは、紙のきっぷとルールが異なります。また、早特ならではの制限もあります。利用時には以下の点に注意してください。

新幹線駅相互間でしか利用できない: 「東京駅・品川駅〜新大阪駅」は利用できますが、新宿駅や大阪駅は利用できません。こうした駅は在来線の駅なので、利用するには新幹線駅から（まで）の運賃が別に必要です。
乗り継ぎ割引は適用されない: 在来線特急への乗り継ぎ割引は適用されません。
座席数に制限がある: IC早特（プラスEX）向けの座席は限定です。
乗り遅れても後続列車の自由席は利用できない: 予約列車の予約座席に限り、有効です。他の列車や同じ列車の自由席などは利用できません。乗り遅れた場合に後続列車の自由席に乗ることもできません。他の列車の自由席にもご乗車になれません。

IC早特（プラスEX）は、出発日の1ヶ月前〜3日前の23時30分までに、インターネットの「プラスEX」の予約サイトで予約・購入します。

IC早特（プラスEX）は片道乗車券と特急券がセットで発売されます。IC早特（プラスEX）では、従来の紙の乗車券・特急券に代わって、プラスEXの会員に配布される専用のICカード「EX-ICカード」を使って改札口を抜けます。EX-ICカードを自動改札機にかざすだけで、改札を通り抜けることができます。

ICカードの代わりに、プラスEX用のクレジットカードを利用して紙のきっぷを受け取って利用することもできます。モバイルSuicaは使えません。

IC早特（プラスEX）は、予約後、乗車日の3日前23時30分までなら、何度でも変更できます。変更はプラスEXサイト上に限ります。ただし、変更先にIC早特（プラスEX）での空席がなければ、通常のICサービス（プラスEX）での予約になり、差額が必要です。

乗車日の2日前から列車出発4分前までは、通常のICサービス（プラスEX）での変更予約になり、差額が必要です。

列車出発時刻3分前以降の変更は一切できません。

払い戻しについては、プラスEXカードでの改札入場前であれば、プラスEX画面上で行うことができます。列車発車時刻前までの払戻手数料は、座席1席につき310円です。

列車発車時刻後は、特定額の払い戻し手数料が発生します。この「特定額」は区間によって異なり、たとえばタイプB普通車指定席で東京〜新大阪間は3,790円です。列車出発後は発売価格から特定額を引いた金額が払い戻されます。

予約したICサービス（プラスEX）を利用しなかった場合は、「列車発車時刻経過後に払いもどしをした」ものとみなして、乗車日の翌日付で、「特定額」を引いた金額が自動的に払い戻されます。