グリーン車と普通車の違いを教えてください

新幹線のグリーン車と普通車の違いを教えてください。

新幹線のグリーン車と普通車は、シート形状や並びに違いがあります。グリーン車は2列×2列シートで、シートピッチもゆったりしていますが、普通車は3列×2列が原則で、シートピッチもやや狭いです。

以下で詳しくご案内します。

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グリーン車は横4列

新幹線のグリーン車は横4列（2列＋2列）です。一方、新幹線の多くの普通車は横5列（2列＋3列）です。

グリーン車は1列少ないので、座席の横幅は広くなっています。

シートの前後間隔にも違いがあり、標準的なグリーン車のシートピッチは1,160mmで、普通車は1,040mmです。グリーン車のほうが前後間隔が12センチほど広いです。

リクライニング角度もグリーン車のほうが深くなっていて、普通車より深くシートを倒すことができます。

上の写真がグリーン車、下が普通車の例です。

ただし、山陽・九州新幹線では、普通車のうち指定席車両は、横4列となっている場合があります。

新幹線のグリーン車では、最近の車両では全席にコンセントが装備されています。ただし、やや古い車両では付いていないものもあります。

普通車も、最新車両では全席にコンセントを装備していますが、まだ一部です。

一部の列車では、客室サービスに違いがあります。

東海道新幹線のグリーン車では、「サポートコールサービス」があり、各自のモバイル端末で乗務員を呼び出すことができます。また「モバイルオーダーサービス」で、軽食や飲み物を注文できます。

山陽新幹線では、16両編成の列車の場合、グリーン車でのみ車内販売があります。普通車に車内販売はありません。

座席の違いについて、詳しくは、「新幹線の座席の種類」をご覧ください。