「EXこだまファミリー早特」は、土休日の「のぞみ号」を2名以上で利用するときにお得な早期割引チケットです。「エクスプレス予約」「スマートEX」会員専用の商品です。
EXこだまファミリー早特の購入期限は乗車日の3日前までです。
EXこだまファミリー早特が利用できるのは、東海道新幹線「こだま号」のみです。片道の「乗車券+特急券」がセットになっています。
ここでは、EXこだまファミリー早特の買い方、使い方をわかりやすく説明しましょう。
EXこだまファミリー早特とは?
EXこだまファミリー早特は、東海道新幹線の「こだま号」の普通車指定席が利用できる片道チケットです。購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車日3日前の23時30分までです。2人以上の利用が条件です。
EXこだまファミリー早特には、子供料金の設定もあります。学割はありません。JR東海のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」専用の商品です。駅での発売はありません。
EXこだまファミリー早特の値段
EXこだまファミリー早特は、東海道新幹線の東京・品川~小田原・熱海・三島間と、東京・品川・新横浜~名古屋・京都・新大阪間、名古屋~京都・新大阪間で設定があります。各区間の普通車指定席の値段(片道)は以下の通りです。
■普通席タイプ
- 東京/品川〜小田原 2,890円
- 東京/品川〜熱海 3,300円
- 東京/品川〜三島 3,630円
- 東京/品川〜名古屋 8,050円
- 東京/品川〜京都 9,980円
- 東京/品川〜新大阪 10,080円
- 新横浜〜名古屋 7,940円
- 新横浜〜京都 9,880円
- 新横浜〜新大阪 9,980円
- 名古屋〜京都 4,180円
- 名古屋〜新大阪 4,280円
※子ども半額。
※値段は変更されることがあります。予約時には最新情報でお確かめください。
EXこだまファミリー早特の注意点
EXこだまファミリー早特はサービスは、通常のきっぷとルールが異なります。また、早特ならではの制限もあります。利用時には以下の点に注意してください。
- 新幹線駅相互間でしか利用できない
- 「東京駅・品川駅〜新大阪駅」は利用できますが、新宿駅や大阪駅は利用できません。こうした駅は在来線の駅なので、利用するには新幹線駅から(まで)の運賃が別に必要です。
- 2名以上でしか利用できない。
- 1人では利用できません。
- ピーク時は利用できない。
- 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間には設定除外日があります。
- 乗り継ぎ割引は適用されない
- 在来線特急への乗り継ぎ割引は適用されません。
- 座席数に制限がある
- EXこだまファミリー早特向けの座席は限定です。
- 乗り遅れても後続列車の自由席は利用できない
- 予約列車の予約座席に限り、有効です。他の列車や同じ列車の自由席などは利用できません。乗り遅れた場合に後続列車の自由席に乗ることもできません。他の列車の自由席にもご乗車になれません。
EXこだまファミリー早特の使い方
EXこだまファミリー早特は、出発日の1ヶ月前〜3日前の23時30分までに、インターネットの「エクスプレス予約」または「スマートEX」で予約・購入します。
EXこだまファミリー早特は片道乗車券と特急券がセットで発売されます。EXこだまファミリー早特では、チケットレス乗車ができません。駅で紙の特急券を受け取って乗車してください。
EXこだまファミリー早特の変更・払戻方法
EXこだまファミリー早特は、予約後、乗車日の3日前23時30分までなら、何度でも変更できます。変更は予約したウェブサイト上に限ります。ただし、変更先にEXこだまファミリー早特での空席がなければ、通常のEX予約サービスまたはスマートEXサービスでの予約になり、差額が出た場合は自動的に精算します。
乗車日の2日前から列車出発4分前までは、通常のEX予約サービスまたはスマートEXサービスでの変更予約になり、差額の精算が必要です。
列車出発時刻3分前以降の変更は一切できません。
払い戻しについては、きっぷ受取前であれば、インターネット予約画面上で行うことができます。列車発車時刻前までの払戻手数料は、座席1席につき320円です。
列車発車時刻後は、特定額の払い戻し手数料が発生します。この「特定額」は区間によって異なります。列車出発後は発売価格から特定額を引いた金額が払い戻されます。
予約したEXこだまファミリー早特を利用しなかった場合は、「列車発車時刻経過後に払いもどしをした」ものとみなして、乗車日の翌日付で、「特定額」を引いた金額が自動的に払い戻されます。