
ジャパン・レール・パスで、どのくらい新幹線に乗れば元が取れますか?

7日間用の普通車パスなら、5万円以上のJR線に乗れば元が取れます。東京~京都や大阪の往復だけでは元が取れませんが、京都、広島、博多などを周遊すれば、お得になる場合があります。
以下で詳しくご案内します。
7日間で5万円が目安
ジャパン・レール・パスの普通車用は、7日間で50,000円、14日間で80,000円、21日間で100,000円です。これは公式ウェブサイトで購入した場合の価格です。
したがって、7日間用なら、7日間で合計50,000円以上のJR線に乗れば、元が取れる計算です。ただし、海外の旅行代理店で購入すると7日間用は53,000円になるため、元を取るための金額も高くなります。

東京からの往復では?
東京を起点として、新幹線で主要都市を往復した場合の料金を比較してみましょう。
普通車指定席の通常期料金で、往復の運賃・料金は次の通りです。
・東京~京都往復:27,700円
・東京~新大阪往復:28,800円
・東京~広島往復:37,820円
・東京~博多往復:45,500円
いずれも「ひかり」「さくら」など、ジャパン・レール・パスで追加料金なしに乗車できる列車を利用した場合の価格です。
このように、東京から京都、大阪、広島、博多に1回往復するだけでは、7日間用パスの元は取れません。
周遊旅行ならお得に
複数の都市を巡る旅行ではどうでしょうか。東京を起点とした周遊ルートの例を挙げてみます。
・東京→京都→大阪→東京:約29,000円(元が取れない)
・東京→京都→広島→東京:約44,000円(元が取れない)
・東京→京都→広島→博多→東京:約57,000円(元が取れる)
・東京→京都→東京→広島→東京:約65,500円(元が取れる)
いずれも新幹線の普通車指定席を通常料金で利用した場合の概算です。京都~大阪間は在来線を利用します。
東京から京都、大阪を巡って戻るだけでは、7日間用パスの5万円に届きません。京都から広島まで足を延ばしても、まだ元は取れません。
しかし、さらに博多まで足を延ばして東京に戻るなら、通常料金が5万円を超え、パスのほうが安くなります。
また、東京~京都と東京~広島をそれぞれ往復するような旅行でも、パスがお得です。
利用上の注意点
ここで比較したのは、新幹線の普通車指定席を通常料金で利用した場合です。
ジャパン・レール・パスでは、「のぞみ」「みずほ」に追加料金なしでは乗車できません。これらの列車に乗る場合は、専用の利用券を別途購入する必要がありますので、通常料金できっぷを購入した方が安くなるケースが多くなります。
ジャパン・レール・パスを購入する際は、旅行期間中に乗る列車の料金を合計し、パスの価格と比較するとよいでしょう。