「プラスきっぷ」は「プラスEX」のサービスです。「プラスEX」は、「エクスプレス予約」に、2017年9月2日に統合されました。以下の情報は、統合前の内容です。
「エクスプレス予約」については、こちらをご覧ください。
→「エクスプレス予約」
プラスきっぷは、JR東海のインターネット予約サイト「プラスEX」による、同伴する2名以上で利用できるチケットです。価格はICサービス(プラス)と同額で、通常のきっぷより安く設定されています。プラスきっぷを利用できるのは、プラスEX会員(有料)とその同伴者のみです
プラスきっぷは、東海道新幹線でのみ設定があります。山陽新幹線には設定がありません。片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっています。
ここでは、プラスきっぷの買い方、使い方をわかりやすく説明しましょう。
プラスきっぷとは?
プラスきっぷは、東海道新幹線の各列車の指定席が利用できるお得なチケットです。きっぷの種類としては片道タイプです。購入できるのは利用開始日の1ヶ月前午前10時から乗車日当日の列車出発4分前までです。
プラスきっぷには、子供料金の設定があります。学割はありません。JR東海のインターネット予約サービス「プラスEX」専用の商品です。利用できるのはプラスEX会員が、会員以外の2名以上で同一行程で旅行する場合です。プラスEX会員一人が使うことはできません。その場合はICサービス(プラス)を利用してください。
プラスきっぷの値段
プラスきっぷの値段は、ICサービス(プラス)と同じです。主要区間の値段(片道)は以下の通りです。区間・列車・設備・席数に限定はありません。
■普通車指定席
- 東京〜名古屋 10,680円
- 東京〜京都 13,400円
- 東京〜新大阪 13,940円
- 名古屋〜京都 5,390円
- 名古屋〜新大阪 6,150円
※値段は変更されることがあります。予約時には最新情報でお確かめください。
※上記区間以外にも設定があります。
プラスきっぷの注意点
プラスきっぷは、窓口販売する普通のきっぷとルールが異なります。利用時には以下の点に注意してください。
- 新幹線駅相互間でしか利用できない
- たとえば、「東京駅・品川駅〜新大阪駅」は利用できますが、新宿駅や大阪駅は利用できません。新宿駅や大阪駅はは在来線の駅なので、利用するには新幹線駅から(まで)の運賃が別に必要です。
- 乗り継ぎ割引は適用されない
- 在来線特急への乗り継ぎ割引は適用されません。
プラスきっぷの使い方
プラスきっぷは、出発日の1ヶ月前〜当日の列車出発4分前までに、インターネットの「プラスEX」で予約・購入します。
プラスきっぷは片道乗車券と特急券がセットで発売されます。乗車の際は、東海道新幹線各駅にある指定席券売機、受取専用機、JR東海の主な駅の窓口でIC乗車票を受け取ります。受け取りにはプラスEXカードかプラスEXサービスの決済用クレジットカードが必要です。
プラスきっぷの変更・払戻方法
プラスきっぷは、予約後、改札の入場前で列車出発時刻4分前までならば、何度でも変更できます。変更はプラスEXサイト上に限ります。
乗車前できっぷ受け取り後に列車の変更をする場合は、JR東海の主な駅の窓口に申し出て、新たに必要なきっぷ(無割引)を購入します。この場合、手持ちのプラスきっぷは、JR東海の窓口で手数料なしでプラスEXサービスの決済用クレジットカードへ払戻します。
列車出発時刻4分前以降の変更は一切できません。
払い戻しについては、きっぷの受け取り前であれば、プラスEXのウェブサイト上で行うことができます。列車発車時刻前までの払戻手数料は、座席1席につき310円です。
列車発車時刻後は、特定額の払い戻し手数料が発生します。この「特定額」は区間によって異なり、たとえば普通車指定席で東京〜新大阪間は5,190円です。列車出発後は発売価格から特定額を引いた金額が払い戻されます。
予約したプラスきっぷを利用しなかった場合は、「列車発車時刻経過後に払い戻しをした」ものとみなして、乗車日の翌日付で、「特定額」を引いた金額が自動的に払い戻されます。