新幹線のきっぷの有効期間

新幹線のきっぷの有効期間は、乗車距離によって異なります。また、乗車券と特急券でも有効期間は異なります。たとえば、東京から大阪に新幹線自由席で行く場合、乗車券の有効期間は4日間ですが、特急券の有効期間は1日だけです。

ここでは、新幹線のきっぷの有効期間についてご案内します。

新幹線に通常運賃料金で乗る場合、乗車券と特急券が必要です。この場合、乗車券の有効期間は乗車距離によって異なります。

乗車券の有効期間は、100kmまで1日（当日限り有効）で、以下200kmまで2日、400kmまで3日、600kmまで4日、800kmまで5日、1000kmまで6日となっています。

たとえば、東京〜大阪は600km以内なので4日、東京〜新青森は800km以内なので5日です。

往復乗車券（往復きっぷ）の場合は、片道の2倍の有効期間です。

乗車券の片道有効期間の計算式は以下の通りです。
　 Xkm÷200km＋1日＝有効期間（小数点以下切り上げ）
　　※ Xは乗車距離。

新幹線特急券の有効期間は、乗車日1日（当日限り）です。指定席特急券も自由席特急券も同じです。

乗車券の有効期間が2日以上ある場合、途中下車ができます。たとえば、東京〜大阪までのきっぷで、名古屋で途中下車して改札口を出ても、また同じ乗車券で旅をすることができます。

新幹線特急券は途中下車できません。そのため、途中で改札口を出るためには、その駅までと駅からの別々の特急券が必要です。上記の例では、新幹線は東京〜名古屋と、名古屋〜大阪のそれぞれの区間を分けて買わなければなりません。

新幹線回数券の有効期間は6枚綴りで3ヶ月間というのが原則です。回数券の種類によっては、2枚綴りで1ヶ月有効などもあります。新幹線回数券は乗車券と特急券がセットになっていて、使い始めたらその日のうちに目的地に着かなければなりません。途中下車は前途無効です。